“人工光”を味方につける3割増のメイクで美人顔に!
私たちは、光によって色や形を認識し、「美しい」「可愛らしい」と感じている。明るい光がまんべんなく取り巻いている屋外と異なり、屋内のパーティ会場は、強い光がスポット的に当たっているうえ、やや暗めで黄みを帯びたトーンになっている。そのせいもあり、ナチュラルメイクのままでは、顔色が悪く寂しい印象に見えてしまう。いつもより華やかな場、少しドレスアップした装いとのバランスをとるためにも、いつもより3割増しのメイクを心がけて。
たとえばアイカラーは、光沢感のあるグレーと白でメリハリを演出。つけまつ毛をつけ、自然にできるまつ毛の陰を味方にするのもいい。インパクトのある陰影メイクも、パーティ会場の人工光の下では、決して厚化粧っぽく見えない。また、きめ細かいパール粒子が入ったフェイスパウダーをまとうのも効果的。額や頬骨など、高い部分が強調され、美人顔に見えるはず!
photo:Chifuyu Aizawa(Q’s)
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倉田真由美/美容ジャーナリスト
女性誌編集部、編集プロダクションを経て、1987年よりフリーランス に。現在は『エル・ジャポ ン』『フィガロ・ジャポン』『美的』『エクラ』『クロワッサン』をはじめとする女性誌の美容ページや、新聞のコラム執筆、美容にまつわるトークショーな ど、幅広い分野で活躍中。近書に、『しあわせ美人のつくりかた』(ぶんか社刊)がある。