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モロッコ原産の植物オイルに薬効ハーブ&スパイス
国の中央にアトラス山脈がそびえ、そのふもとに広がる砂漠。そして地中海をも臨むモロッコ。そのバラエティに富んだ豊かな自然環境は、多種多様な植物を育み、先住民族たちは古来より、それを食用オイルやスパイスとして活用してきた。だから、モロッコ料理では滋養たっぷりのオイルや力強いハーブ、薬効のあるスパイスをふんだんに使用する。代表的なのは、モロッコでしか採れない抗酸化力に富んだ注目のオイル、アルガン。オメガ9系不飽和脂肪酸であるオレイン酸と、オメガ6系不飽和脂肪酸のリノール酸をバランスよく含み、さらにビタミンE含有量はオリーブオイルの3倍といわれている。浸透力にも優れた化粧品美容成分として、今や世界中でひっぱりだこのオイルだ。食用としても珍重されており、パリやニューヨークの3つ星レストランで使用され始めている。
加えて、肉や魚と、野菜や果物をいずれもたっぷり使うのも、モロッコ料理の特徴だ。生野菜をサラダにする習慣もあり、さまざまな栄養素をバランスよく摂ることができる。クミンやシナモン、ガーリック、コリアンダーなど豊富なスパイスをブレンドして作る料理はバリエーション豊かで、飽きることがない。
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【プロフィール】
岡本 翔子
SHOKO OKAMOTO/占星術研究家。ロンドンの英国占星学協会にて、心理学をベースに惑星や星座の象徴体系を読み解く占星術を学ぶ。帰国後は女性誌等で数多く の連載を手掛け、日本における心理占星学のパイオニアとして活躍。『完全版 心理占星学入門』(アスペクト刊)をはじめ、著書・訳書は多数。『MOON BOOK』(アスペクト刊)や『「月のリズム」で夢をかなえる ムーン・マジック』(KKベストセラーズ刊)などを通して、月のリズムを取り入れたライフスタイルも幅広く提案している。年に2~3カ月はモロッコ のマラケシュに滞在し、新月や満月の日にはサハラ砂漠を旅して月を眺めて暮らす。また習得したアラビア語を生かして旅行雑誌でナビゲーターを務めるなど多方面で活躍中。エル・オンラインの「モロッコ美容特集」ではスーパーバイザーとしてコーディネイトと現地ガイドを担当。
公式サイト http://www.okamotoshoko.com/
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photo: Hiro Itsushima
Special thanks: Rose de Marrakech, tendancia
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