新人エディターが大変身! 「ニュートラルメイク」応用編
時短&簡単テクで好感度UP! 目を見張る変貌ぶりで永島流「ニュートラルメイク」を体験した新人アシスタント・エディターS。Vol.3では応用編として、フレッシュな印象の“フェミニン顔”とぐっと大人びた雰囲気に仕上がる“オーセンティック顔”の2パターンのアレンジメソッドをご紹介。
目元とチークを強調した愛らしいフェミニン顔
Vol.2で伝授した基本のニュートラルメイクのベースメイクに比べ、陰影と血色感は少し落としたのがこのパターン。それによって、濃度を上げるアイメイクとチークとのバランスを取ることが可能。ふんわりヴェールをかけたようなソフトな眉と、ナチュラルな発色のリップを合わせて、トゥーマッチな印象を回避して。
Tips for Eye
発色の秘訣はハイライトカラー+アイシャドウ使い。アイシャドウをいきなりまぶたに乗せるのではなく、先に無色のクリームシャドウを下地代わりに使うと、パウダーの密着感と発色感がアップ。このひと手間が、化粧モチのよさにもつながる。ピンクのアイシャドウは下まぶたの際にも、すっとひとなで。さらに上からハイライトカラーをオンすることで、瞳の輝きもUP。今季のトレンドを意識してアンダーアイにもピンクのニュアンスを漂わせることで、この後に入れるチークとの一体感が生まれる。
Tips for Cheek
目元につなげるようにぼかすのがコツ。頬骨にふんわりとのせたチークを、下まぶたのアイシャドウにつなげるように意識しながら広げる。ぼかす面積は基本のニュートラルメイクより、やや広め。肌の内側からぽっとにじみ出るような血色感で、可愛らしさを強調!
photo:Yoshihiro Toyota(Pinx.) hair:Tamami Shio(ACTJAPAN with afloot) text:Motoko Nomura
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永島吏枝子/ビューティキュレーター (株)KnowWho 代表取締役
1996年単身で渡米。LAにて美容スキルを学び、数多くのクライアントに対するメイクの現場から、「自己プロデュース」のロジックを構築。日本女性へ、そのメソッドを伝えるべく帰国後、「美容専門家の改革」を念頭に、ビューティアカデミーのディレクターに就任。美容家や美容師の指導をはじめ、企業でのメイクセミナーなども担当し、一般女性を含めた生徒数は国内・国外に1万5000人を超える。http://www.know-who.jp/photo:Yoshihiro Toyota(Pinx.)