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photo : Imaxtree

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パートナーがいても、ほかの男性に心が傾いてしまう理由

「好きな人がいるのに向き合えず、彼の友達と寝てしまったり。自分の心に問題あり」(30代・匿名)
「主人とは仲は良いけど心も体もコミュニケーション不足で、精神的に辛い。優しく声を掛けてくれる男性に心が揺れてしまう」(30代・匿名N)
「子供もいて仕事も忙しいのに、夫婦関係が悪いせいかいつも満たされず、浮気を繰り返す」(30代・匿名M)
      
■「共感脳」で自分を高めるためのプロセスだと心得よう
女性は、コミュニティや他者と協調できる「共感脳」ともいうべき部分が発達しているといえます。相手に同調したり、第3者に感情移入することに長けた繊細でエモーショナルな性なのです。そのため、日常のシーンで、感情が移入できる相手がいるとやる気になったり、充足感を得られたりします。いわば、女性には、共感できて感情移入できる存在が必要なのです。
  
特定のパートナーがいるのに浮気をしてしまうというのも、第3者である男性に共感し同調している現象。本来であれば、パートナーと充実感を得られる自分でいるために、第3者との関係を楽しむものですが、浮気の場合はそれが恋愛に発展している。本当に望んでいたのは、夫やパートナーと笑い合い共感を分かち合うことだったはず。人と協調し合うことでいい自分をつくり、パートナーとより多くの思いを分かち合うこと、そこがゴールです。第3者との共感にはまり込むことは望んでいないし、そこにゴールはありません
  
相手に心が傾くときは、これは共感している現れで、これで自分が高まるのだと自覚しましょう。そして、本当に目指しているものは何か、もう一度立ち返ってみませんか。

  • 菅原洋平先生
    Yohei Sugawara/作業療法士、心理カウンセラー、睡眠改善インストラクター。ユークロニア代表。脳の働きとヒトの行為がもっとも反映されるのは精神科医療だと考え、精神科作業療法に従事。睡眠を改善し、脳とからだの力を発揮させる「スリープメソッド」を開発。誰でも簡単に実施でき、薬物療法だけに頼らずに睡眠を改善するサービスを提供する。著書『あなたの人生を変える、睡眠の法則』(自由国民社)。エル・オンライン ビューティチャンネル連載「新メディカル・ビューティ講座」も好評。
    ユークロニア http://activesleep.net/active-sleep/
    公式ブログ http://ameblo.jp/activesleep/

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