ヘアチェンジで失敗! したときに挽回する方法10
とんでもなく格好悪いカット、イメージしていたカラーと違う、ねらっていない不揃いすぎる前髪。ヘアサロンでの"こんなはずじゃなかった"は誰にでも経験があるもの。とはいえど、元の長さまで髪の毛が伸びるには時間がかかってしまう。失望は果てしなく大きいけれど、今はなき髪を思って悲嘆に暮れるよりも、まずは落ち着いて一呼吸。プロの極意に従えば、残念なヘアスタイルとも上手に向き合って、元気な笑顔を取り戻せるはず!
ヘアスタイルに失敗したらどうしたらいいの?
ルール1:焦らず人の意見を聴く
パリのヘアサロン「David Mallett(ダヴィッド・マレ)」のエティエンヌが提案するのは、まず何より冷静になること。ヘアスタイルに満足いかないからといって、あわてて近所の手近なサロンに駆け込むのは間違い! 「まずは1人で悩まず、友人に会いましょう。その髪型を見てもらって、泣きながらだとしても状況を話してみて。きっとおすすめのサロンを紹介してくれるはず。どんなに値段が高かろうが、臆さずトライするべき」
ルール2:プロの力を借りる
「どれだけ多くの女性がカラーリングの失敗を、自宅のバスルームで取り戻そうと奮闘していることか……」と話すのは同サロンのカラーリストであるルイ。実際は、プロに見てもらうのが一番と勧める。「まずは、カラーリストに状況を説明してみて。もし可能ならその施術をスタイリストに、どんな製品をどれだけ使ったのかを聞いてみて。しっかりメモを取ったら、次の担当者に伝えましょう。同じ薬剤での失敗を避けるためにもね」
ルール3:髪の救世主を見つけよう
ピンタレストで自分の好きな髪型を見つけ、リストを作ってみるのもおすすめ。それを見せながら時間をかけてカウンセリングしてもらうことで、新しいスタイリストは救世主になり得る。「本当にこの髪型にできるの? という率直な疑問もためらわないで。それは失敗の後でナーバスになったあなたが安心感を得るためにも、必要なことだから」と、エティエンヌは断言する。もしかしたら、いつものスタイリストやカラーリストより値段が上がってしまう場合もあるかもしれない。でもそれは、よりプロフェッショナルであることを意味し、スタイルへの満足感を保証する基準にもなる。
photo:Imaxtree translation:Momoko Matsuzaki