「M·A·C」とのコラボが話題! デザイナーのシャーロット・オリンピアをキャッチ
英国のラグジュアリーシューズブランド「シャーロット オリンピア」と「M·A·C」による夢のコラボレーションアイテムが、2016年3月24日(木)より全国限定発売スタート! この先行発売イベントのプロモーションのために来日したデザイナーのシャーロットに、エル・オンラインがセイハロー。モデルと見まごうほどクールなルックスの彼女に、本コラボについてや自身のビューティシークレットについてを語ってもらった。
猫やクモの巣などのファニーなエッセンスやハッピーな色使いで人気を集めるシューズ&アクセサリーデザイナー、シャーロット・オリンピアがこの春「M·A·C」とコラボレーション。レトロでグラマー、ノスタルジックなラインナップは早くもファッショニスタとビューティマニアの双方で話題沸騰中。
−−心踊るコラボレーションですが、誕生の経緯は?
「元々私自身が『M·A·C』の大ファンで、ここのレッドリップなしでは外に出歩けないというほど愛用しているの。だからコラボのアイディアは前々から自分のウィッシュリストにあったのよ。それにお互いグラマラスでプレイフルで、似たような世界観を持っているのも魅力だった。私のほうから提案して実現したから、もううれしくて。パッケージにもこだわったから完成までに実は2年かかっちゃったけど、とっても楽しいコラボだったわ!」
−−本コラボのテーマやインスピレーション、こだわりは?
「インスピレーションは私のブランドにも通じる“古きよきハリウッドグラマー”。子供の頃から’40~’50sの映画やピンナップが大好きで、そこからファッションに夢中になっていったんだけど、当時のグラマラスなメイクにもすごく影響を受けたの。今回のメイクアイテムもそのエッセンスが軸になっているのよ」
−−なかでも象徴的なアイテムって?
「始まりはレッドリップから。私も愛用しているけど、クラシックなレッドリップって何にでも合うでしょう? Tシャツとジーンズに赤リップを引くだけで決まるし、ロング丈のイブニングドレスにももちろんハマる。確実にユニバーサルでタイムレスなメイクピースとして、シェード違いで3本作ったわ」
−−「M·A·C」には珍しいクリアなパッケージが目を引きます。
「私が初めて手掛けたハンドバッグが透明なボックスクラッチだったんだけど、それはどんなシューズにも合うようにしたかったからなの。’40~’50sでもよく使われた素材、それでいてモダン。今回もそんな透明のパッケージにして、『シャーロット オリンピア』の定番のゴールドも映えるようにしたの。それから脂取り紙のレトロヴィンテージなデザインも自信作よ。バッグから取り出して自慢したり、テーブルに置いて飾っておけるような、特別なものにしたかったの」
−−全体的にグラマラスでありながらもソフトな印象のカラーパレットですが、狙いは?
「そう、マスカラとアイライナーはブラックではなくブラウンにしてあって、それもすべてはレッドリップを生かすために、あくまでナチュラルさを意識したカラーにしたからなの。それからクリームシャドウは指でつけるところが、よりリラックスできていいと思った。ポーチの柄にあるハーフムーンのネイルは私が大好きな’20〜’40sのデザインで、だからコラボのラインナップにもホワイトのネイルを入れてあるのよ。アクセントとしてすごく使えるから、ホワイトは最近人気よね」
−−使う人にどんな風に楽しんでもらいたい?
「やっぱりまずは、つけただけで気分を高めてくれるレッドリップのパワーを味方につけてほしいわ。ほかに何もメイクしていなくても、それだけでステイトメントな顔になれるということを感じてほしいの。もっと付け足したいときにはアイライナーにマスカラ、輝きのあるパウダーも使って、カジュアルからドレスシーンまで上手に楽しんでほしいわ」
−−ご自身のビューティシークレットを教えてください!
「母から教わったとってもベーシックなことだけど、夜は必ずメイクを落とし、いつも肌を清潔に保つこと。保湿は怠らず、とにかく肌の手入れを丹念にやる。それがメイクの仕上がりを左右するし、ファンデよりも重要なことよ。数多くのアイテムを使うよりも、きちんと洗って、保湿して、たくさん水分を摂ること。昨日はパーティだったから全然守れなかったけど(笑)。あとはいつもマニキュア、ペディキュアをしていて、いつ見られても美しいように過ごしてると気分も上がるわ。
−−オフィシャルなオケージョンでも自分でメイクをしてしまうほど上手だそうですが、メイクへのこだわりやフィロソフィーは?
「矛盾するようだけど、“レス イズ モア”。トゥーマッチなメイクは好みじゃないの。レッドリップはインパクトがあるから、強いけど、だからそれ以外は抑えめにしてバランスをとる。今日の眉もナチュラルなのよ! 基本はやっぱり古きよきハリウッドにインスパイアされていて、そのムードを常にイメージしてるわ。メイクをしているときの、自分で自分に手をかける時間って本当に好き。忙しいからこそ、そうしたひとときがラグジュアリーに感じられるわ。デイリーベースではレッドリップだけだから、ものの数分しかメイクに時間をかけないのだけど。今回のコラボのアイテムが極めて少ないのも、私自身がミニマムメイクの信奉者だからかもしれないわね」
−−プライベートでは3人の男の子のママだなんて衝撃です!
「だからメイクも時短でなくちゃいけないのよね! 来日中は東急ハンズやキディランドに行って、子供たちにお土産をたくさん買っていかなきゃ!」
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問い合わせ先/M・A・C(メイクアップ アート コスメティックス) tel. 03-5251-3541
http://www.maccosmetics.jp/