頼られ姉御顔がふんわりフェミニンに!
1.水を含ませたスポンジでコンシーラーを叩き込む。面長さんは幅広く目元を明るく、目の周りとこめかみを1トーン明るいカラーをチョイス。同じくくすみがちなアイホールにもコンシーラーを。これで顔の中央に光が集まるので、面長から逆卵型の印象に。
2.肌より1トーン暗いパウダーファンデーションを叩きのせる。「ファンでは重ねれば重ねるほどに、白くなるので1トーン落とすのがキレイに見えるコツ」
3.ローライトを入れる。「Mさんは頬骨が高いのでそこを削るイメージで。頬骨にそってワントーン眩めにシャドウを入れることでニュートラルなフェイスラインに近付きます」
4.ニュアンスカラーを入れる。Mは黄味の強い肌なので、肌馴染みのよいオレンジ系のカラーを顔の外側から中心に向けて大きなストロークで。
5.アイラインをいれる。ペンシルを使って、目の周り全体を囲み、マスカラは大きな黒目を生かすよう、上まつげの中心と下まつげのみに。Mの持つ大きな瞳がナチュラルに強調され印象的な目元に。「眉毛は元々のラインが美しいので、髪色に合ったオレンジとブラウンをちょっと眉尻に足すくらいでOK」
6.フィニッシュはリップ。血色のよさそうなピンクのグロスを重ね付け。「口元の印象を強くすることで、全体がバランスのとれた印象に。」
A同じく、ここまでわずか8分。疲れきったMが、ぐっと色っぽくいきいきとした表情に!!本人も鏡を覗き込み「げ、元気になってます!!」と感激。
Photo:YUSUKE TAKAMURA
永島吏枝子:ビューティキュレーター (株)KnowWho 代表取締役
1996年単身で渡米。LAにて美容スキルを学び、現在の活動軸となる「自己プロデュース」のロジックを構築。日本女性へ、そのメソッドを伝えるべく帰国。「美容専門家の改革」を念頭に、ビューティアカデミーのディレクターに就任。美容家や美容師の指導に10年従事。2012年現在で一般市場含め生徒数は国内・国外に1万5000人を超える。