スタッフA 内心タイプの逆三角形を明るく、外向きに変える!
「骨格は先天的、パーツは後天的なもの」。骨格は生まれ持ったものでも、その人が従事する職業によって、顔のパーツの位置が変化するため、顔を見るだけでその人の仕事が判るという永島さん。この日の被験者であるスタッフAのノーメイクフェイスを一目見るなり「コツコツタイプで研究者や学者に多い顔。数字にも強いタイプ」とばっさり一言。その予想通り、Aはエル・オンラインのデータ分析ほかデジタルの数字管理のプロフェッショナル、思わず、その場にいた編集部スタッフがどよめいた。「若い人を大人に、大人を若く。パーツをバランスよく真ん中に持っていくことでニュートラルな状態に近付くと誰からも好感を得て、結果自分にも自信がつくのです」とメイクによって骨格とパーツをニュートラル(中立)な状態に矯正し、外見力を鍛えることで、対人スキルをあげるというのが永島メソッドだ。
スタッフAの骨格は逆三角形に近く、パーツは内心寄り
「彼女の場合、バランスをとって外にパーツを寄せるとバランスがよく、ニュートラルに近づきますね」
Photo:YUSUKE TAKAMURA
講師プロフィール
永島吏枝子:ビューティキュレーター (株)KnowWho 代表取締役
1996年単身で渡米。LAにて美容スキルを学び、現在の活動軸となる「自己プロデュース」のロジックを構築。日本女性へ、そのメソッドを伝えるべく帰国。「美容専門家の改革」を念頭に、ビューティアカデミーのディレクターに就任。美容家や美容師の指導に10年従事。2012年現在で一般市場含め生徒数は国内・国外に1万5000人を超える。