おとめ座(8/23~9/22)
【キーワード1】仲間とともに過ごすことが開運に
拡大と保護の星、木星が2013年6月におとめ座の「仲間や未来」の部屋へ。この配置は2014年前半も続きますが、現在のおとめ座は、ひとつのサイクルが終わり、次を見据えて、準備をしているイメージがあります。そもそも、1995年~2008年と冥王星がおとめ座にハードな角度を取っていましたし、2007年~2010年は、土星がおとめ座にありました。また、2011年までは天王星も緊張の角度を取っていて、おとめ座は、修行僧のように耐える時期が長かったのです。修業期間が終わり、家族的な仲間とともに未来に向けて安心しているのが2014年です。
【キーワード2】外に出ないあなたをみんなが噂する!?
ただ、2014年7月16日に木星がおとめ座のひとつ前の部屋に入ると、ここから2015年の8月11日に木星がおとめ座に入るまでの1年、あなたが人前に出る期間は少なくなるかもしれません。それは、まるでアルバムはリリースしているけれど、新曲は出さない歌手のよう。存在感は増しているので、周囲があなたの噂をするものの、リアルな姿は見られないという具合です。満を持して新しいことを始めるのが2015年の夏のおとめ座の木星入りから。長年、厳しい星まわりにも耐えてきたあなた。少し羽根を休めてもいい頃合いです。
【キーワード3】居場所はどこに? 年末に向けて新たな選択肢も
近い将来、テーマになるのが「確実な基盤作り」です。これまでのあなたは自由を優先してきたかもしれませんが、2014年クリスマス・イブからは、今後30年、どこに住んで、どんな仕事をするのか、新たに選択する時期に入るでしょう。この流れは、2015~2017年と続き、その間、あなたは覚悟を決めて、コミットすることになります。家族を作る人もいれば、お店や事務所のように仕事上の拠点を設ける人もいそう。そのための力を蓄える時期が2014年の1年。また、2015年に向けて、まずは新しい挑戦を副業として試みるのもおすすめです。
text : Saya Illustration : Keeda Oikawa
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Saya
アストロロジー・ライター。「怖いくらい当たる!」と人気の「エル・オンライン」の星占いをはじめ、『エル・ジャポン』でも好評連載中。著書に 『わたしという星になる 12星座のノート』(マーブルトロン)、『人生について星が教えてくれること for Working Girls』(筑摩書房)ほか。2014年前半の12星座占いが読める「ホロスコープブック」(電子書籍)も発売中。オフィシャルサイトでチェックして! http://sayanote.com/