エディターズPICK
2016/01/19(火)
FROM ELLE WORLD

伝説は1日にして成らず! ファッション界の成功者たちが過ごした“20代”とは?

エル・オンラインの20周年イヤーを飾る特別企画。「20」にちなんで、ファッション界の生ける伝説たちが、“20”代のときにどのような時間を過ごしていたか、を徹底リサーチ。20代というのは誰にとっても大変な時期。自立して、キャリアへと繋がる情熱を傾ける何かを見つけて……リスクと失敗ばかりの10年間のはず。そんなときふと思うのが、成功者たちはどうだったのだろう、ということ。彼らの成功は目の前に突然落ちてきたものか、それとも積み重ねた努力の末に勝ち取ったものか? ファッション業界の大物たち23名のエピソードから、成功へのヒントが見つかるかも。

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ジャック・マックロー&ラザロ・ヘルナンデス(Jack McCollough and Lazaro Hernandez)

ジャック・マックロー&ラザロ・ヘルナンデス

ジャック・マックローとラザロ・ヘルナンデスによるブランド、「プロエンザ スクーラー」はパーソンズ・スクール・オブ・デザインの4年生の課題でのコラボレーションがきっかけで生まれたものだ。2人は共にファッションデザインを学んでいた20代で知り合った。初めはそれぞれソロで活動しており、ジャックは3年生のときに、「マーク ジェイコブス」でインターンを経験。優れた才能は早くから認められ、3年生の課題でCFDA(アメリカファッション協議会)の一等賞と銀の指ぬき賞をダブル受賞している。同じ頃、ラザロは米『ヴォーグ』の名物編集長、アナ・ウィンターと同じ飛行機に乗り合わせるという偶然によって、後日彼女に手紙を送ることに。その結果、彼はマイケル・コースから面接の連絡をうけ、彼の元でインターンとして働く幸運を得た。ラザロも成績優秀で、3年生時のコレクションがCFDAのファイナリストで選ばれたほか、銀の指ぬき賞を受けている。卒業制作で2人は初めて一緒にデザインしたが、それは皆の期待を遥かに上回るものだった。彼らは最優秀の学生に贈られる金の指ぬき賞を受賞して、コレクションは丸ごとバーニーズNYが買い付けニュースとなった。23歳でそれぞれの母親の旧姓をとってつけたレーベル名「プロエンザ スクーラー」で自分たちのブランドをスタートした。

Translation & Text: Naoko Ogata

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