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写真左上/2013-14秋冬のロンドンファッションウィークで、デザイナーとしての眼差しをみせるヴィクトリア。 写真右/映画『クラスオブ92』のワールドプレミアで家族揃って登場したベッカム家。ハーパーちゃんはお留守番だったもよう。 左下/近年ではアーセナルFCとプロ契約を結んだ、話題の長男ブルックリンと。

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【2013】 夫の花道はパリ。セレブの証明、チャリティに全力

オンラインストアをオープンし、会社を拡大させると次に進めたのはチャリティ活動。まだまだブランドも成長途中なのにチャリティ活動に執心するのは時期尚早。逆にまた非難されるのでは? と危惧する声もあったもの、ヴィクトリアはここで決断する。
 
まずはフィリピンの被災地へ、自分のワードローブを売り払って寄付。この流れに夫も追随し、パリ・サンジェルマンに移籍したベッカムは契約期間中の報酬を全額寄付することを発表。
 
この行動を“あざとい”と批判される向きが少なかったのには、ヴィクトリアの計画性が大きく影響している。彼女は、子どもたちのゴッドファザーに、同性婚を果たし、養子を設けていたアクティビストでもあるエルトン・ジョンを指名したり、マーク・ジェイコブスが手がける皮膚がんキャンペーンのために全裸になったり、親友のエヴァ・ロンゴリアの奉仕活動を支えるなど、静に行動を起こしていた。
 
本当の意味で“セレブリティ”が存在する英国の階級社会で手本を見続けてきたからなのか、それとも彼女ならではの才覚なのかは脇に置いておいたとしても、この計算力が上流階級にも受け入れられるきっかけとなったことは否定できない。
 
夫がフランスで引退の花道をフランスで飾った年のこの決断は、2014年にさらに大きく発展する。 

「【後編】世界的ファッショニスタ、ヴィクトリア・ベッカムの幸せキャリア計画」トップへ

photo : AFLO、GettyImages

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