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2011年の「ブリティッシュ・ファッション・アワード」で、“デザイナー・ブランド・オブ・ザ・イヤー”を受賞し、デザイナーとしても認められはじめた頃。モード界の大御所たちとのツーショットもこの頃から一気に増える。

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【2010~2011】 嫌いな方は嫌ってくれて結構。浮気騒動も唾棄

しかし、元アイドルの驚くべき成功を世間が妬まないわけがない。
 
『USマガジン』に第四子妊娠の告白をしたことで始まった充実の2010年。その9月に過去の浮気騒動がすっぱ抜かれる。そう、2007年のデビッドが引き起こしたとされる事件だ。
 
事件とは買春容疑で、『In touch』誌には、その際に支払ったのは1万ドルという詳細まで掲載。すぐさま「事実無根」と訴訟を起こしたが、すでに勝ち組となっているヴィクトリアは相変わらず慌てふためくこともなく、家族のケアに終始。インタビューに対しては事実関係に触れることはなく、「彼は完璧だから貶めようとする人がでてきても当然」と余裕しゃくしゃく。
 
2011年、ついに夫婦の資産は200億円をゆうに超え、祖国で“最高の資産家夫婦”と認定。ヴィクトリアのデザイナーとしてのキャリアは、ブリティッシュ・ファッション・アワードでデザイナー・オブ・ザ・オイヤーに選出されるまでに。
 
デビッドの売春騒動は、証拠不十分で訴えが棄却されたものの、もうすでにこのとき世論では、前年の騒動を「資産家を狙った嫌がらせ」とベッカムを擁護する向きが多くなっていた。
 
待望の女の子も生まれ、レンタル移籍していたミランからロスに戻っていたデビッドは溺愛。家族の絆を揺るぎないものにしたヴィクトリアは、さらなる飛躍を見せる。

「【後編】世界的ファッショニスタ、ヴィクトリア・ベッカムの幸せキャリア計画」トップへ

photo : AFLO、GettyImages

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