エディターが選りすぐり! 知っておくべき2016春夏トレンド
パリ、ミラノ、NY、ロンドン、4都市を駆け回って2016春夏トレンドを総力取材してきたエル・エディターのチャットルームへようこそ! 「今話さずにはいられない!」と興奮のうちに語った“知っておくべき”春夏キーワードとは? シューズ&バッグやジュエリーまで、ネクストトレンドを早耳公開します。
ロマンティシズムはディテールに宿る
Asako:ミラノコレクション参加の初日に届いたのが「グッチ」のラブレターみたいなインビテーションで。もうそこからアレッサンドラ・ミケーレのロマンティックワールドに心を掴まれてしまったんですよ。
Naho:インスタグラムで見ました。可愛すぎて悶絶しました!
Asako:オタク魂を刺激するマンガのようなトロンプルイユったら!
Mana:ランジェリーやシースルーももちろんですけど、少女の夢そのままを描いたようなロマンティックの表現が目を引くシーズンでしたね。「セリーヌ」もビッグボリュームのバルーンスリーブをまさに“ロマンティックスリーブ”だと発表してましたよ。
Sayaka:「ジェイ・ダブリュー・アンダーソン」のラッフルも可愛いだけじゃなく高貴な雰囲気が印象的。
Aki:ショーの合間中、息を吸うのを忘れる程感動したのは「アレキサンダー マックイーン」。間近で拝見して、繊細なラッフルを巧みに使ったラグジュアリーの極みとも言えるディテールやデザイン、素材使いに圧倒。これぞ英国クラシカルという感じで、マックイーンのシグネチャーを受け継いだサラ・バートンの情熱に感電したショーでした。思わず触りたくなる、着たくなる衝動をかき立てるのはこういうドラマティックなルックなのかも。ノームコアの気配はもう去ったような今シーズンでした。
Photo:IMAXTREE
-
【チャットルーム】参加エディターのお気に入りルックをチェック!
■NY担当
副編集長Atsuko:「『マーク ジェイコブス』のセーラーがお気に入り♡ ドラッグクイーンが大活躍だったパーティにも潜入しちゃいました」
ファッションエディターNaho:「グランジ×ランジェリーの合わせ方が新鮮だった『カルバン・クライン』に感動!」
■ロンドン担当
ファッションエディターSayaka:「ロンドンで人気だったのは断然『マルケスアルメイダ』。シルクドレスのルックが素敵すぎです」
■ミラノ担当
編集長代理Asako:「初参戦したミラノコレクションに大興奮! 『プラダ』と『グッチ』が絶品。記者会見でジョルジオ・アルマーニ氏の肉声が聴けたのも感動でした」
■パリ担当
編集長代理Aki:「FOSが会場装飾を手掛けた『セリーヌ』のショーは今の気分にぴったり! ベルクロのパンツとガーデニングブーツは絶対に欲しい」
ファッションエディターMana:「『ロシャス』のパステル色を使った透けコーディネートにときめいたパリ。透け×Tシャツのルックが可愛すぎてしばし呆然」