エディターが選りすぐり! 知っておくべき2016春夏トレンド
パリ、ミラノ、NY、ロンドン、4都市を駆け回って2016春夏トレンドを総力取材してきたエル・エディターのチャットルームへようこそ! 「今話さずにはいられない!」と興奮のうちに語った“知っておくべき”春夏キーワードとは? シューズ&バッグやジュエリーまで、ネクストトレンドを早耳公開します。
進化が止まらないシースルーレイヤード
Naho:ところで、“透けアイテム”ってどう着ます?
Asako:先ほども触れた、「ミュウミュウ」のレイヤード提案が凄かったんですよ。天女の羽衣を思わせるシースルーのナイティやガウンの下にまた透けシャツを重ねて、その下にもシャツ。でもボトムは履いてないという差し引きのバランスが新鮮で。
Sayaka:足元はレースアップブーツでメイドのようなカチューシャも付けてましたよね。ミックス感がとても自由!
Mana:ツイッターでも話題になっていた「サカイ」のバンダナ柄のアイテムも。シースルーというとロマンティックなものを連想するけれど、カッコイイ透けもアリなんだなと。カラフルなインナーも重ねられますしね。
Aki:そうそう。“透け”といってもスポーティなメッシュトップも目立っていたし、「ロエベ」ではフューチャリスティックなビニール素材のボトムもあって。“どう着こなすか”“どう合わせるか”というところに表現やクリエイションの自由さがにじみ出ていた気がする。
Mana:そういう意味では「ロシャス」はスイートと辛口のバランスが調和していて、手が届くモードだったと思います。カジュアルなレインボー柄のTシャツに、透けシャツやドレスを重ねて足元はポインテッドトゥ。ストリートとロマンティックがハーフ&ハーフで融合していての夢のように可愛かった!
Photo:IMAXTREE
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【チャットルーム】参加エディターのお気に入りルックをチェック!
■NY担当
副編集長Atsuko:「『マーク ジェイコブス』のセーラーがお気に入り♡ ドラッグクイーンが大活躍だったパーティにも潜入しちゃいました」
ファッションエディターNaho:「グランジ×ランジェリーの合わせ方が新鮮だった『カルバン・クライン』に感動!」
■ロンドン担当
ファッションエディターSayaka:「ロンドンで人気だったのは断然『マルケスアルメイダ』。シルクドレスのルックが素敵すぎです」
■ミラノ担当
編集長代理Asako:「初参戦したミラノコレクションに大興奮! 『プラダ』と『グッチ』が絶品。記者会見でジョルジオ・アルマーニ氏の肉声が聴けたのも感動でした」
■パリ担当
編集長代理Aki:「FOSが会場装飾を手掛けた『セリーヌ』のショーは今の気分にぴったり! ベルクロのパンツとガーデニングブーツは絶対に欲しい」
ファッションエディターMana:「『ロシャス』のパステル色を使った透けコーディネートにときめいたパリ。透け×Tシャツのルックが可愛すぎてしばし呆然」