【その10.Creature】2013年秋冬トレンドをランウェイで復習
秋冬のスタイルアクセントには、“いきもの”が欠かせない。自然に帰り、原点を見つめるトレンドの大きな流れに沿って、さまざまな形でクリーチャーたちがモードの世界にムーブメントを巻き起こしているもよう。アクセントで取り入れるもよし、全身でいきものを表現するもよし、スタイルに合わせてトライ!
(左上から時計回りに)
●「ロベルト カヴァリ」が過剰なほどのレイヤードで見せた、ダーク&ゴシックなコレクションで怪しく光っていたのは、蛾らしきステートメントジュエリー。バッグやその他アクセサリーにも登場し、その精巧さにクラフツマンシップを感じさせる作りに。
●スターフィッシュをデフォルメしたシンプルでキュートな「カルヴェン」のハンドバッグ。ウェアのパステルカラーとの相性もぴったりで、おもちゃのような可愛さ。
●ボリュームファーを未来的に表現した「フェンディ」で注目を浴びたのが、“バッグバグズ”と呼ばれるこのキャラクター。アクセサリー部門のクリエイティブ・ディレクターであるシルヴィア・フェンディが創作したクリーチャーが、早くもモデルたちのお気に入りになっている様子をスナップでキャッチ。
●「ジャスト カヴァリ」のリュックには中国絵画にありそうなトラ柄プリントがON。ハンドバッグとしても使える長いジップにも注目。
●ミニマルでマニッシュなトーンで統一した「ヌメロ ヴェントゥーノ」の秋冬コレクションは、グリッターや官能性といったトレンドを部分使いでスパイスにしているのが特徴。いきものモチーフも、レースブラウスにさらりと刺繍されている鳥が袖口からちらっと覗く、さりげない主張の仕方がシック。