S：ジョナサンの今日の着こなしも素敵ですが、ご自身で「ジェイ・ダブリュー・アンダーソン」のアイテムを着られることはありますか？
 
J：実はデザインすることでもう十分になってしまって、自分のブランドの服はほとんど着ないんだ（笑）。だから自分のデザインした洋服をさまざまな人たちが着てくれるのを見ると刺激になるよ。
 
S：それにしても前回に引き続き、今回のコラボレーションも世界的に大変話題になっていますね。若くしてこんなに成功されるなんて、想像したことはありましたか？　プレッシャーを感じることは？
 
J：いや、全然予期していなかったし、自分自身でもとても驚いているよ。たしかにプレッシャーでひとりぼっちのように感じることもあるね。でもそれを楽しむようにしているんだ。あなたもアーティストだから同じように感じることがあるかもしれないけれど、そういったことすべて含めて自分自身だからね。
 
S：私も自分自身の経験や、考えてきたこと、全部含めて作品に影響すると思っているので、わかるような気がします。私は音楽やイラスト、デザインなど様々なジャンルで作品を制作していますが、ジョナサンさんも洋服に使うイラスト描かれていたりと、さまざまな表現手段をお持ちですよね。そういったうえで、アートとファッションの違いを感じることはありますか？
 
J：そうだね、何かを作るときは特定のジャンルに絞って表現を考えるのではなく、その中からその時々で、やりたいことを選んでいる感じかな。それからファッションに関しては、変わり続けるものということは意識しているね。そのための努力や勉強を怠ってはいけないとも常々感じているよ。

S：私もそう思います。そういった意味でも、今日はジョナサンの新コレクションを見ることができて、またお会いできてとても刺激になりました。本当にありがとうございました！　最後に、サインをお願いできますか？
 
J：もちろん。僕も今日はたくさんの刺激をもらったよ。素敵なプレゼントもありがとう！

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