「バンド オブ アウトサイダーズ」のスコット・スタンバーグに訊く、ブランドのこれから
2014年でブランド誕生10周年を迎え、9月には東京・千駄ヶ谷に続き、世界で2番目となる路面店をNYにオープンしたばかりの「バンド オブ アウトサイダーズ」。ブランドの今のこと、これからのことを訊くべく、デザイナーのスコット・スタンバーグにインタビュー。
ウースターストリートに新名所がオープン!
――ブランド10周年、そしてストアオープンおめでとうございます! 昨日は素敵なパーティ(ウースターストリート店のオープニング)にお招きいただき、ありがとうございました。とても素敵なお店ですね。
スコット・スタンバーグ(SS):ありがとう! 今すぐバカンスに行きたいくらい、オープンまでよく働いたよ。
――東京のショップと同じ建築家(ローテック)に頼まれたそうですが、ウースターストリート店だけのスペシャルなポイントはありますか?
SS:東京にはメリーゴーラウンドのように360度移動できる什器を置いているんだけれど、NYもそのコンセプトは変わらないんだ。什器をすべてを移動して、ここでショーを開くこともできるよ。それから「モモフク ミルクバー(NYで人気のスウィーツショップ)」のインショップもあるんだ。
――ウースターストリート店限定のアイテムはありますか?
SS:「ウィリアムジェイミルズ」とのコラボトートバッグを先駆けて先行販売したり(2014年10月1日より、千駄ヶ谷店でも発売中)、特製のループベルトを作ったよ。隣にあるのはポラロイドカメラ「SX-70」の別注カラーなんだ。
――これまで、シーズンごとのキャンペーンビジュアルをポラロイドカメラで撮影されてきましたが、どんなこだわりがありますか?
SS:10年間ずっと、僕はキャンペーンの写真を手掛けているんだ。他のフォトグラファーに頼むより、ブランドを表現できると思うからね。
COORDINATION : MAKIKO MONJI PHOTO : LISA KATO(SCOTT),CELEB(GETTY IMAGES)