無造作に見えて実は計算――本場パリ式ランジェリーのまとい方
“今の気分”を表現するクリエイティブな要素と、卓越した職人の手仕事に支えられた“サヴォワフェール”が調和したフランスが誇るランジェリーメゾン「オーバドゥ」。パリジェンヌは憧れランジェリーをどんなファッションとのレイヤードを楽しんでいるか、ジェネラルマネージャーのマルティナ・ブラウンさんにインタビュー。
「美しいランジェリーを身にまとうことは、女性としての大きな喜びであり、何より自分自身に自信を与えてくれる、大切なアイテム」と語るマルティナさん。2018年に創業70周年を迎えるフランス生まれの老舗として、毎シーズン洗練されたコレクションを発表している。
「フランスでは19世紀までのランジェリーといえば、コルセットなど身体を締めつけて、ドレスのためのシルエットを矯正するものでした。それが20世紀に入ると、ファッションの変化にともない、ランジェリーもさまざまなスタイルが誕生し、変化しました。『オーバドゥ』は時代に即した女性たちのライフスタイルを提案するランジェリーメゾンとして、“パリジェンヌ・スタイル”を打ち出してきました。
ランジェリーに欠かせないレースは、北フランスのカレ産を使用し、パリ・シックな小さなリボンや繊細な刺繍、そして色のバリエーションなど、すべてのディテールにこだわるエッセンシャルなデザインを提案しています。それがパリジェンヌに支持されている理由だと思います」
トレンドに敏感で、自分らしいオリジナリティを重視するパリジェンヌ。今夏トレンドの肩だしトップや、'90sなスリップドレスに合うブラジャーとは?
「流行のカルメン(スペインのカルメンから名付けられた呼び方で肩だしトップのこと)には、3つの可能性があります。ひとつは紐なしの“Bandeau(バンドゥ)”。ふたつめは、あえて肩紐を見せてしまうスタイリング。例えば、“Extrait de flirt(エクストラ ドゥ フルー)”のような紐に可愛いニュアンスのあるデザインを選んで、カルメントップとの組み合わせを楽しみます。最後の選択肢は、ノーブラね(笑)。
美しいレースが特徴の“Extrait de Flirt(エクストラ ドゥ フルー)”は、ランジェリーのようなキャミソールドレスのアクセントとしても人気です。パリジェンヌのように大胆なスタイリングに挑戦してみてください」
realization: HIROKO SUZUKI illustration: RINA IWAI
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http://www.aubadestore.jp/