エディターズPICK 2014/8/7(木)
情熱と母性がクリエーションの原動力

来日した「アレキサンダー・マックイーン」クリエイティブディレクターのサラ・バートンをキャッチ!

“天才”と誰もが認めるほどの才能をもったデザイナー、アレキサンダー・マックイーン。学生時代から支え続け、彼の亡き後にブランドを継承した“母性の人”サラ・バートンが来日。2010年に急逝したマックイーンの遺志を継ぎながら、ブランドのクリエイティブディレクターに就任し、久しぶりに東京を訪れたという彼女が、本国でも滅多に受けないという取材に応えた。

2014秋冬コレクションのなかのサラおすすめは、こちらのドレス。「まず軽さがポイント。ハリ感のある生地にハンドメイドの刺しゅうを施しています。このドレスのように、クラフトマンシップを取り入れたアイテムが多いですね。私たちはクラフトマンシップを大切にしていますが、それは日本の文化にも共通するのではないでしょうか」

© ALEXANDER McQUEEN
photo: Steven Klein model: Edie Campbell

さまざまな面をもつ女性を表現、実践していくのが私らしいスタイル
 
2014秋冬シーズンは“ビューティ&ビースト”をテーマに、昨年ブリティッシュ・ファッション・アワードを受賞したモデル、エディ・キャンベルを広告塔に起用。先の2014春夏シーズンではケイト・モスがモデルを務めるなど、常に注目を集めるブランドの女性像について尋ねてみた。
「私自身はこの人でなければ、という女性像はないんです。ひとりの女性でも、その人がもつ内面はいろいろな局面があって、自分の内なる自信やパワーを押し出す反面、脆弱な部分や感情的になることもある。だから私のアイコンは、エリザベス一世に始まり、ひとりの女性に限らず、さまざまなイメージを組み合わせていると言えるかも」とチャーミングな笑顔をのぞかせながら、彼女特有の大らかな母性を感じさせる答え。出産前に手掛けた2013秋冬コレクションでは、たった10体のプレゼンテーションを発表し、教会、ローマ法王、エリザベス一世、天使、司教などからインスピレーションを受けたという作品の数々は、彼女ならではの母性や聖なるオーラを感じさせると話題にもなった。
 
そして昨年双子の女児を出産し、今では育児と仕事を両立するワーキングマザー。忙しい毎日の中で、クリエイティブなコレクションを生み出すモチベーションとは?
「私にとって『アレキサンダー・マックイーン』というブランドは、情熱の対象であり、単なる仕事ではないのです。家族のようなものですが、実際の育児や家庭との分け隔ては難しいですね。常に100%の情熱を、両方に注いでいます」
 
キャサリン妃のロイヤルウエディングのドレスを手掛け、今もビスポークを提供している「アレキサンダー・マックイーン」=サラ・バートン。2011年のブリティッシュ・ファッション・アワードで“デザイナー・オブ・ザ・イヤー”に選ばれるなど、“天才”亡き後もブランドのアイデンティティを見事に継承、さらに進化させながら、輝かしいキャリアを築いている。たっぷりの愛情をブランドにも家庭にもかけながらますますパワーアップする、彼女の躍進は止まらない。

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