エディターズPICK 2014/5/19(月)

「アディアム」が2014秋冬ランウェイショーを東京ミッドタウンで開催

2014年4月に東京ミッドタウン店のオープン1周年を迎えた「アディアム」が、2014秋冬コレクションショーを開催。モデルの富永愛と松岡モナも登場したランウェイでは、小説『雪国』に着想を得た、日本的なアイデンティティを感じさせるクリエーションを展開!

川端康成の名作『雪国』に登場する、温泉芸者の駒子と伝統的な日本美にインスピレーションを受けたという「アディアム」2014秋冬コレクション。NYでもお披露目された本コレクションは、芸者の抜き衣紋をイメージしたネックラインのワンピース(写真左)や、大正時代の着物をフランス製のオリジナルプリントの生地で再現したシルクドレス(写真中央)など、駒子のワードローブを現代に置き換えたラインナップを展開。また、駒子と恋愛を繰り広げる小説家、島村からは当時のトレンドを反映したアイテムをイメージ。小説の舞台となった1930年代は、英国の紳士服が東京を中心に流行したという時代背景を基に、テーラードスーツやチェスターコート(写真右)など、小説の世界観をモダナイズドして現代に蘇らせたアイテムが揃った。デザイナーの前田華子氏が「駒子のフェミニンなはかなさと島村のストイックな力強さ、両方を兼ね備えた女性像」を描いた「アディアム」秋冬コレクションは、7月より店頭に登場。真っ白なランウェイに雪が舞うロマンティックな演出も話題になったコレクションから、きたるシーズンのワードローブ計画をスタートさせて。

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