等身大の目線でヒットアイテムを生み出す、レベッカ・ミンコフにインタビュー
2001年、わずか21歳でブランドを立ち上げるやいなや、“I love New York”Tシャツや“モーニングアフターバッグ”といったヒットアイテムを続々と発表。2009年にはファッション業界で最も活躍した女性に贈られる「New York Moves Power Woman」を受賞するなど、ビジネスウーマンとしての手腕も高く評価されているNYデザイナー、レベッカ・ミンコフ。昨年、私生活では二児の母となり、また11月にはSOHOへ路面店をオープン。トップデザイナーとしてキャリア街道を駆け抜けていく彼女に、ブランドの秘密や最新コレクションについて尋ねた。
――NYコレクションブランドのデザイナーをしながら、母親業もこなしているレベッカさん。仕事と家庭はどのように両立していますか?
レベッカ・ミンコフ(以下R):無理にバランスを取ることはしない。でも、仕事を早く切り上げて、子どもと過ごす時間を取ることは大事にしているわ。コレクション会場にも連れてきて、バックステージを見せたりもしてるの。毎日フル回転ね!
――ソーシャルメディアをどのように活用していますか?
R:私たちにとって、ソーシャルメディアを使うことは自然なこと。ブランドのファンと直接コミュニケーションを取ったり、ハッシュタグを使ったり、楽しんで使っているわ。「会社のためにやる!」というわけではなくて、ね。嬉しいことに、たくさんのセレブやモデルが愛用してくれているから、その写真をリグラムすることも多いの。
――ブランドやコレクションの情報が、即座にシェア&拡散されることに関しては、どう思いますか?
R:とても嬉しく思うわ! そしてコレクションを誰でも見られるようになったからこそ、その分、ショップでしか見られないエクスクルーシブなアイテムや、イベントにも注力したいわね。
Coordination : MAKIKO MONJI Photo : MICHIKA MOCHIZUKI