ハネムーンで来日中! セレブモデル、リディア・ハーストの新婚姿がかわいい
ジャスティン・ビーバー、マーゴット・ロビーなどなど続々来日する残暑の日本。その日本に、新婚旅行で訪れているセレブ令嬢にして実業家のリディア・ハーストの華麗なる遍歴&かわいい東京日記をお届け!
8月20日(土)、カリフォルニア州のパサデナで俳優・コメディアン・プロデューサー&CEOとマルチな活躍を見せるクリス・ハードウィックと結婚式を挙げたモデルで女優のリディア・ハースト。母方の曽祖父がメディア王、ウィリアム・ランドルフ・ハーストという名家に生まれ、世界中でもっとも資産を持つ令嬢のひとりと言われている。そんな彼女が新婚旅行に選んだのはなんと日本! 夫、クリスのインスタで次々に東京での様子をアップしているので、早速共有! まずは成田空港でもセルフィー。
いちいちインスタがかわいい。幸福感いっぱいの新婚インスタだけど、よくあるイヤミな感じがないのはユーモアいっぱいなのと、セレブ臭がしないから。
「ここをデザインした建築家が2020東京オリンピックのスタジアムもデザインするんですって」と、青山の根津美術館に行った際のインスタで東京五輪について触れていて話題のトピックの下調べもばっちり。
それもそのはず、まず旦那さんのクリスは地味にテレビ界で頑張ってきた俳優兼司会者のコメディアン。近年はプロデューサー業に重点を置き、昨年エミー賞を受賞して万々歳。カンバーバッチとも仲良しで、インスタ同様素敵なおふざけ感。
令嬢リディアがこんなクリスを選んだことが不思議と納得できるのは、彼女もテレビ界で地道に成功した人だから。
スタートはモデル。実は地毛がブロンドのリディアは、2002年あたりからチャリティショーなどでランウェイに出ていたものの、いわゆるモデル界に存在する「令嬢枠」から脱することがなかなかできず、伸び悩んだ過去が。
幼い頃、母のパティとともに奇才映画監督、ジョン・ウォーターズのスタジオで過ごすことが多かったリディア。テレビではモデル発掘番組「Face」でナオミ・キャンベルらと共演し、ホストとして活躍。メディア一家の強みを生かし、短い間「ページ・シックス・マガジン」などで筆を執っていたこともある彼女。実はライフスタイルブログも書くなど精力的に活動するキャリアウーマンの面も。サブカルチャーやギークな芸術面にも通じていることを考えれば、資産家の息子ではなく、ケンタッキー州ルイビル生まれでスタンダップコメディからキャリアをスタートさせたクリスに惹かれたのもなんとなく納得できる?
もちろん名家ゆえ、信託財産がたっぷりあるリディアの100億を超えると噂される財産狙いの夫では? と斜めから見る人も多数。でも、ハースト家には鉄の掟が。それは「配偶者には遺産の権利を与えない」というもの。つまり2人の結婚では、2人が稼いだ分しか共有できないということ。そのうえで長年の交際を経て、ふたりともキャリアを築いたあとでの結婚を果たしたふたり。地に足の着いた努力で今後の飛躍に期待したいところ。
ウエディングドレスは、いろいろな体型の人に向けてダイバーシティあふれるドレスをデザインしている「クリスチャン・シリアノ」のカスタムメイド。クリスのタキシードは「プラダ」とセンスのあるセレクト。“ハースト城”とまで言われる邸宅をつくってしまった一家の娘だけあって、さすがにリングは祖母のキャサリン・ハーストから母パトリシア、そして彼女へと代々受け継がれてきたヘリテージ・ダイヤモンドだけあってとにかく豪華だけれど、こんな結婚式&ハネムーンならお手本にしてもいいかもと思わせる2人。
お金はあっても質実剛健。アメリカセレブの結婚は徐々にこんな形にシフトしてきている様子。今後結婚するセレブもこのトレンドを踏襲するか、要注目!
Text : Ryoko Tsukada