エディターズPICK 2014/11/5(水)

オルセン姉妹に訊く“ファッションのこと、NYのこと”

エフォートレスラグジュアリーなオフスタイルから、BOHOシックなドレスアップ術まで、ファッショナブルなライフスタイルが憧れを集めるオルセン姉妹。彼女たちが手掛ける人気ブランド「エリザベス アンド ジェームス」をはじめ、モード界でも名実ともに活躍する二人に、ファッションのこと、そして今暮らすNYのことをASK!

写真左から メアリー=ケイト・オルセン、アシュリー・オルセン

インスピレーション源は「自分たちが着たいもの」

――まずは、2014年9月に発表されたばかりの2015春夏「エリザベス アンド ジェームス」のコレクションについて聞かせてください。ネイビーやホワイトといったシックな色使いとバカンスシックなムードが融合して、リラックスかつモードなデザインにワクワクしました。
 
メアリー=ケイト・オルセン(以下MKO):今シーズンは海辺の雰囲気、とくにカリフォルニアの気分を感じてコレクションを作ったの。でもブランドの根底にあるマスキュリンさとフェミニンさ、アップタウンとダウンタウンという、相反する二つの要素を持ち合わせている点はもちろん忘れていないわ。
 
アシュリー・オルセン(以下AO):今回のコレクションには、新鮮さと少しだけカジュアルさを感じさせたかったの。ウェストコーストのリラックスした雰囲気を感じさせつつも、モダンな現代の女性たちのライフスタイルにもぴったりはまるアイテムに仕上げたつもり。

人気モデルのユミ・ランバートが着こなす、2015春夏「エリザベス アンド ジェームス」の全32ルックは必見。

 
――ベーシックでいて、かつモードのツボを押さえたコレクションは、まさに“今着たい”アイテムばかり。お仕事シーンから、ウィークエンドのオフカジュアルにドレスアップまで、24時間365日すべてカバーしてくれる理想のワードローブが詰まっています。どういう時に、こういったコレクションのインスピレーションを受けるのでしょうか?
 
MKO:アシュリーと私は、建築物や家具、音楽、映画、ヴィンテージのテキスタイルなど、様々なアイテムからインスピレーションを受けているわ。でも、いつも形ある物から感じているわけではないの。ときには形のない、それぞれが感じた気持ちや、居合わせた場所の雰囲気からも、インスピレーションを得ているわね。
 
AO:まずデザインを進めるとき、「自分たちが着たいもの」を考えたり、その瞬間にひらめいたものを感じることから始めます。それからマーケットやカスタマーに合うか試行錯誤して、実際にデザインに落とし込んでいくの。

(左から)バッグ¥86,000 パンツ¥49,000 シャツ¥54,000 スカート¥129,000 ニット(参考商品)/すべてエリザベス アンド ジェームス(コロネット)

 
――今店頭に並んでいる2014-15秋冬コレクションも、アウターやニットなど、欲しいアイテムが盛りだくさんで目移りしてしまいます。それぞれが特におすすめするアイテムを教えてください。
 
MKO:(写真左)ブリティッシュウール素材を使った、ストライプ柄の“チルデン パンツ”がクールね。今シーズンのトレンドをおさえた新しいスタイルのパンツなの。ざっくりと編まれたチャンキーニットや、カーリーファーの“ジャック クラッチ”と合わせれば、いろいろな素材をMIXしたコーディネートを楽しめるわ。
 
AO:(写真右)シルク素材のストライプシャツ“セイド チュニック”は、幅広くコーディネートを楽しめるマストハブアイテム。ペンシルスカートにインすればオフィススタイルに、ジーンズやローファーとコーディネートすればカジュアルなシーンにも活躍するはず!

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  • 「エリザベス アンド ジェームス」のコーナーショップが関東初オープン

    玉川髙島屋に誕生した、待望のショップ情報はこちらをチェック

  • 問い合わせ先/コロネット tel. 03-5216-6516
    http://www.coronet.co.jp/

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