おしゃれ好きなら知っておきたい、ロンドンファッションウィーク、ホントのところ
2017/03/10(金)
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「カーゾンシネマ」前にて。キラーヒールと掛けて、殺人現場と説く。映画ポスターは特注!

シューズブランドがバブル

ロンドン発のシューズブランドが元気です。度肝を抜く演出やプレゼンテーションで活気づいていました。

まずは「シャーロット オリンピア」。ショー会場の歴史ある映画館、「カーゾンシネマ」に到着すると、路上でタップダンサーとサックス奏者がお出迎え。他にもチケット売りや通りすがりのチンピラ、来場マダムまで全てが演出で、古き良きハリウッドの光景を忠実に再現。まるでタイムスリップしたような気分に。今シーズンのテーマはまさに'40年代のハリウッドで、ニュースペーパー柄のシューズ&クラッチや、映画女優が履いていそうな煌びやかなミュールなど、シャーロットらしいレトロでキッチュな味付けのアクセサリーがずらり。ポップコーンとシャンパンを持って席につくと、フィルムノワールへのオマージュ映画「An Accessory to murder」の上映がスタート。ここまでするかという徹底ぶりで、個人的には今回の取材で最も脳裏に焼き付いたイベントでした。

2017秋冬コレクション ソフィア ウェブスター(Sophia Webster)

シャーロット同様、モチーフシューズが人気の「ソフィア ウェブスター」も大がかりなセッティングのプレゼンテーション。巨大スノードームの中にモデルを2人閉じ込めたり、さっぽろ雪まつりよろしく本物の氷にシューズ(PVC素材だから、濡れても寒くないわ♪)を展示したり、アナ雪ワールド全開でした。

Courtesy of instagram @dorateymur

最終日、アットホームな雰囲気で発表された注目のシューズブランド「ドラティムール」を密かに楽しみにしていました。スクエアトゥのローファー&ブーティに、大きなメタルリングを配した'80sライクなムードが旬。今シーズンの新作は象さんのキトゥンヒール。意外とウェアラブルかつ大人の遊び心を感じるデザインでした。「ドラティムール」含め、若手のブランドは、'80sインフルエンスな色づかいやテイストが多かったのが印象的。しばらくこのトレンドは続きそう!

 

photo: Getty, Aflo, Imaxtree

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