USセレブに押され気味のUKセレブ。でもやっぱりブリットモデルはかわいい!
ゴージャスな容姿に持ち前の明るさ、SNSを使った自己PR力。ジジ&ベラやケンダルらを筆頭に、“it”ガール産業はここ数年アメリカが優勢で、かつての“ブリットガール”というブランド力はどこへやら。ロンドンコレのランウェイとフロントロウも、アメリカからやってきた黒船セレブに占拠され、ご当地ガールは少し肩身が狭そう&あまり目立たなかったというのが正直な感想。ジュード・ロウの娘、アイリス・ロウや、ケイト・モスの妹のロッティら2世セレブはまだまだフレッシュで、デイジー・ロウやピクシー・ゲルドフら少し上の世代はすっかり落ち着き、ハタチそこそこの旬な世代が空洞状態。あと2,3年後に、USセレブたちを再びけん制してくれることをひそかに応援するばかり!
そんな中でもブリットモデルはやっぱりかわいくて個性たっぷり。私的OKINIは「トップショップ」のキャンペーンガールで、今回のランウェイにも登場したリリー・ジーン。イギリス美人を意味する"イングリッシュローズ"と呼ぶのにぴったりの、聡明そうな太眉とぽってりリップがキュート。
今シーズンも各都市で大活躍のアジョア・アボアーなど、個性派モデル枠で気になったのが、エルフィー・レイゲイト。昨年ケイト・モスが設立したモデルエージェンシーと契約した最初の女性モデルで、ケイトのモデル友達の娘というほぼ身内。ジェイミー・ヒンスとのウェディングでは、妹のロッティと共にブライズメイドをお手伝いしました。「バーバリー」のキャンペーンガールであるエルフィーは、今回のランウェイにも登場。アンニュイな目もとと丸顔がチャーミング! ケイト様がプロデュースするんだから、大物になることは間違いなさそう。
photo: Getty, Aflo, Imaxtree