エディターズPICK 2015/6/26(金)

ブリットモデルの華麗なる系譜

モード界を牽引する“it”なモデルはいつの時代もUKにあり。英国を代表するお馴染みのスタイルアイコンも、実はみんなランウェイモデル出身! モデルからキャリアをスタートさせ、不動の地位を築くまで、各年代のキーワードごとにブリットモデルをご紹介。次世代“it”ガールとして活躍が期待される新星モデルにも注目を。

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写真左から/ケイト・モス(Kate Moss)、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、ステラ・テナント(Stella Tennant)、ソフィー・ダール(Sophie Dahl)

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【~90年代】スーパーモデルブームを牽引

モデルがセレブ並みに大衆化した90年代、当時人気を集めていたクラウディア・シファーなどのいわゆるパーフェクトなボディと美しさを武器にした、典型的なスーパーモデルたちと比べ異彩を放っていたのがブリットモデルだった。今もなお第一線で活躍する元祖ブリット系スパモはこの4人!
 
ケイト・モス
新世代のトップをきったケイトは、170cmという低身長かつとびきりの美人というわけでもなかったが、不健康そうな“ウェイフ(放浪者)・モデル”としてブームを生む。派手な恋愛歴やパーティ好きという、常にタブロイド誌を賑わす存在でも有名。近年ではカーラ・デルヴィーニュと「バーバリー」の新香水のキャンペーンでタッグを組み、英国を代表するスタイルアイコンとして今もなお君臨中。写真は、90年代に輝かしい成功を収めたブランド「アイザック・ミズラヒ」のランウェイにて。
 
ナオミ・キャンベル
80年代にランウェイデビューし、最盛期といわれる90年代はじめ現在も並外れた抜群のプロポーションを維持しているナオミ・キャンベル。数々の暴行事件などを起こし、ゴシップの女王としてもおなじみ。今年はジョーダン・ダンと共に、「バーバリー」2015年春夏キャンペーンの広告塔を務めたりとまだまだ健在。2005年に設立した「ファッション・フォー・リリーフ・ファウンデーション」のファッションショーも定期的に開催したりと慈善活動も積極的。
 
ステラ・テナント
「オスカー・デ・ラ・レンタ」2003年秋冬のショーでブラックドレスを着こなし、随一な存在感を放つステラは、スコットランド貴族出身で、故ダイアナ妃の従妹でデヴォンシャー公爵の孫。「シャネル」の専属モデルを長年務め、カール・ラガーフェルドのミューズとして今もその関係は継続。同ブランドの2015-16年秋冬プレタポルテコレクションにも登場し、40代をむかえた今も第一線で活躍中。
 
■ソフィー・ダール
名物エディターのイザベラ・ブロウに見出され、豊満なボディで“プラスサイズ・モデル”としてデビューしたソフィーは、1997年の「エージェント プロヴォケーター」のランウェイでランジェリー姿を披露し話題に。児童文学作家ロアルド・ダールの孫でもあり、モデル引退後は自身も作家やエッセイストとして執筆活動を行っている。

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photo : Getty Images、AFLO、IMAXTREE

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