エディターズPICK 2015/6/2(火)
ファッションジャーナリスト藤岡篤子さんが解説!

3大キーワードから紐解くイタリア的ファッションとは?

エル・オンライン初のイタリア特集に、数あるモード誌や各界で活躍するファッションジャーナリスト藤岡篤子さんが特別寄稿。“メイド・イン・イタリー”の刻印がもつ技術や素材の素晴らしさについて解説。これを読めば、イタリア発の最新モードを身に着けることが10倍楽しくなること間違いなし!

(写真左より)ジョルジオ アルマーニ、ドルチェ&ガッバーナ、マックスマーラ/2015春夏コレクションより

part3: SARTORIA/女は美しく、男はセクシーにという美学から生まれた“サルトリア”
柔らかく、だがシャープに決まった肩のライン、背中からウエストにかけてぴったりフィットしたセクシーなシルエット。“メイド・イン・イタリー”のジャケットはフィットしているのに動きやすさという実用性を備えている。その美しさをキープするためにいくつもの難問をクリアしてきたイタリアンジャケットは、伝統的な紳士服の仕立て技術から生まれたものだ。
イギリスが誇る“サヴィル・ロウ”が英国紳士の象徴であるならば、ナポリで生まれた“サルトリア”は、イタリアらしい“伊達男”の格好よさを支えるものといえるだろう。
「車は早く、女は美しく、男はセクシーに」というイタリアの美学を象徴するように、“性的魅力”の重要な演出アイテムであるスーツやジャケットは、身体のラインを感じさせながら、「フィットしながら自在に動く」ための神業のような袖回りや肩を作り出す職人技が発揮される。
今やウイメンズの世界でも、サルトリアの技術は「ドルチェ&ガッバーナ」や「マックスマーラ」など、あらゆるブランドで発揮され、デザインの美しさとともに機能性も持ち合わせるイタリアファッションの核となっている。

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Text: ATSUKO FUJIOKA

  • 藤岡篤子さんプロフィール
    国際羊毛事務局(IWS)婦人服ファッションコーディネーターを経て、ファッションジャーナリストとして活動を開始。新聞からファッション誌まで幅広いメディアに執筆。日本のファッション誌にとどまらず、中国版でも連載を担う。専門用語を分かりやすく解説する原稿には定評があり、家電、化粧品など異業種企業、団体等の講演も多い。年2回開催される「藤岡篤子ファッション・トレンド速報セミナー」は、編集者、アパレルのバイヤーやデザイナーなどを中心に高い評価を受け、日本一の動員数を誇る。 著作に『買い手が変われば売り手が変わる』(日本能率協会)。
     
    >>ブログも更新中の藤岡篤子さんの公式サイトをチェック!
    http://f-fiori-cafe.com/

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