エディターズPICK 2014/9/9(火)
À la recherche de la Rive Droite

生粋のパリ人が訪れる右岸

生粋のパリジャンがおすすめする右岸のスポットは? おしゃれパリジェンヌが常連の左岸のお店は? “右岸=保守、観光”、“左岸=革新、おしゃれ”……。そんなシェーマが変わりつつある新しいパリの街で、識者たちが推薦する「訪れて損はない」、素敵なアドレスを紹介するこの企画。まず最初は右岸からスタート!

Photo : Yusuke Kinaka

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【右岸】モリトールのルーフトップテラス

16区のはずれにある最旬ホテル、モリトール。公営プールを復活させたこの場所は、内側にプール、外側に森の緑を眺めながらランチが食べられるルーフトップが。屋外でバーベキューの香ばしいにおいに食欲を刺激されながら、のんびりと過ごせる。ただし、屋上なので楽しめるかどうかはお天気次第。会員以外は予約ができないので、すこし早めに訪れるのがベター。
 
宿泊もしたい人は、ポピー・デルヴィーニュもお気に入りというスイートに是非泊まって。ミニマルな部屋とバドミントンができそうな広いプライベートテラスは、解放感満点。

選者:「ル・コルドン・ブルー・インターナショナル」 アジア代表/シャルル・コアントロ
「パリに戻ったときには、モリトールのルーフトップでゆっくりランチをとります。パリ最古のプールをホテルとして再オープンしたところで、人気シェフ、ヤニック・アレノによるバーベキューが食べられます。中心地からは離れていますが、ロランギャロスやスタジアムなどがすぐ近くにあり、そこからの眺めは圧巻。360°すばらしい景色を見渡せて気分をリフレッシュできますね。1階や地下はアート作品もあるので、目をさらに楽しませることができて満足できるはず」

ルーフトップ(ホテル・モリトール) Roof Top (Hotel Molitor)
営業時間/11:30-02:00
定休日/なし
http://www.mgallery.com/gb/hotel-7326-hotel-molitor-paris-mgallery-collection/index.shtml 

  • 【選者Profile】
    「ル・コルドン・ブルー・インターナショナル」 アジア代表/シャルル・コアントロ

    1世紀以上にわたる伝統と卓越した料理芸術を礎として、ガストロノミー、ホスピタリティ、マネジメントのスペシャリストを世界に送り出す、「ル・コルドン・ブルー」。フランスの料理教育においての権威であり、『ジュリー&ジュリア』『マダム・マロリーと魔法のスパイス』など、料理に関する名作映画のなかに登場することもしばしば。創設1895年から1世紀を経て、27カ国53校に拡大され、来年パリの本校がリニューアルされることもニュース。

    産業界、大学なども含めたパートナーシップを誇り、講師は星付きレストランのシェフ。フランスの“食”のオーソリティでもある独立教育機関。そのアジア地域の運営を取り仕切るシャルルは、リキュールメーカー「コアントロー」一族の出身で、もちろんガストロノミー。「パリは常に新しい動きがあり、あらゆる人種を受け入れる場所です。今は年に数回帰るだけですが、いつも新しい何かを感じられます」と、おすすめするレストランは、古典からモダンまでさすがのセレクト。好きな料理は“サラッド・ペリグルディン”。

    ★アジアをはじめ、さまざまな国から学生が集まる代官山校、神戸校ではディプロム取得コースから、気軽に楽しめる1日講座まで幅広く展開。詳しくはHPをチェックして。

    HP http://www.cordonbleu.co.jp/
    facebook https://www.facebook.com/LeCordonBleujapan

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Cordination : Kaoruko Yasuda

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