「エル」編集部のこだわり見せます! 私が思う「パリジェンヌとは……?」
パリジェンヌのおしゃれエッセンスを掴むために、『エル・ジャポン』&「エル・オンライン」エディターのパリジェンヌ考をお届け。ファッション、ビューティ、スタイルアイコンなど、今すぐ真似したくなるプチアイデア集。
『エル・ジャポン』ファッション ディレクターK
モード meets ヴィンテージの上級ノンシャラン
Q. パリジェンヌらしさを感じるスタイルとは?
A. ひと言で言えばノンシャランな感じ。
ファッションならシャツやTシャツ、ジーンズなど、定番ものをさらっと着る、メイクならアイラインだけ入れるとか。ただ、日本人がそのまま真似るとただの“無精”になっちゃうので、どこかにトレンドの要素を入れるとか、工夫が必要。がんばっている感を決して匂わせず、細かい計算をしなければ。
Q. パリスタイルのアイコンは?
A. ジェーン・バーキン&セルジュ・ゲンズブール&シャルロット・ゲンズブールの最強親子(写真左上)。エリック・ロメールの映画(写真左下)。
Q. お手本スタイルを見せて!
A. ジェーン・バーキン風レースのブラウスは、おそらく80年代のヴィンテージ(「ジャンティーク」で購入)。フレアのヴィンテージデニムを合わせたいところだが、ここはひとつ、「セリーヌ」のプレフォールコレクションからゲットした、カツラギ素材のストレートパンツでモダンに(本当はサスペンダーをぶらさげたい)。
かごバッグはサンフランシスコの「ジェネラルストア」で買った古いもの。シューズはウィッシュリスト入りの「ジミー チュウ」のポインテッドフラットで。
そして昨年末に発売された『Jane & Serge:Family Album』は、おまけっぽくついているワッペンやスナップ写真、あまり見たことのないナチュラルな姿がファンにはたまらない一冊。ちなみにここに載っていたジェーンの70年代のスタイルと、「ルイ・ヴィトン」の秋冬コレクションに登場したルックがそっくりで、大興奮!
PHOTO : AFLO, GETTY IMAGES(CELEB)