今年2013年末に、LAのセレブ御用達ホテル「シャトーマーモント」などを擁するスタンダードグループが新ホテルをオープンさせる地区に佇むのが、「トランク」。「吉田カバン」などジャパンメイドのブランドも数多く揃え、粋なセレクトに定評がある、そんなメンズセレクトショップのオーナー、マッツ・クリンバーク（写真4）に、男性のワークスタイルに欠かせないアイテムを教えてもらった。
 
「まずは、着るものでオススメは“アンダードレス”ができるシャツ（写真1）だね。基本的に、ワークスタイルとはいえ、アイテムは全生活に役立つものがいいと思う。クラシックすぎず、カジュアルすぎないもの。店長のティム（写真2）が着ているのもそうだけれど、ドレッシーにもカジュアルにもどちらにも通用するようにスタイリングできるのは大人の男性だと思う。」

 
「次に必要なのは質の高いアクセサリー。特にハンドバッグはいいものでないと。でも、さすがにいいバッグをプレゼントするのは大変だから、もし男性へのギフトにするのなら、デスクワークのときに使って嬉しいステーショナリー（写真3）かな。『カヴェコ』のボールペンは美しく使いやすいし、『ハフォド・グレンジ』のタンポポのペーパーウェイトはキュート。あとは『ヴァレクストラ』のレザーアクセサリーなんかがオススメ。」
 
Q.逆におしゃれなワークスタイルのためにやってはいけないことは？　
 
「“Too much”であることかな。飾りすぎること、男性的でありすぎることかな。僕の生まれたスウェーデンではよりマッチョな服を選ぼうとする傾向があるんだけど、男性だってフェミニンな要素が必要。だから、『トランク』には多くの女性のお客さんもやってくるし、彼女たちによく言われるんだ。『早くウィメンズのお店を作って！』って。近いうちに実現できたらいいなと思っているよ」