舞台の上の王子様! いま気になる若手日本人バレエダンサー

エル・エディターが私的に夢中になっているものなどをリアルな目線でお伝えする、デイリー連載OKINI! 本日は、アシスタントTSUBASAがいま気になる日本人バレエダンサーをご紹介します。

はじめまして、TSUBASAです。エル・ガールのインターン歴2年、アシスタント歴2年。ついにやってきた初のOKINI投稿で何をおすすめしようか悩んだすえ……7月に公開された映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』に触発され、ブーム再燃中のバレエについてご紹介したいと思います! (ポルーニンの映画は2回観に行って、2回とも泣きました…。)
 
バレエダンサーがモデルに起用されたり、映画が続々と公開されるなど、バレエ経験者の私としてはバレエシーンが着実に人気を集めていることが嬉しい今日この頃。私がいま気になっているダンサーが、栗山廉さん! 

熊川哲也氏率いるKバレエ カンパニーに所属し、2016年にファースト・アーティストへ昇格された若手ダンサーさんです。プリンシパル宮尾俊太郎さんを座長に、カンパニーで最も注目を集めている5人の男性ダンサーで構成されたパフォーマンス・グループ、Ballet Gents(バレエジェンツ)のメンバーのひとりでもあります。(5人組って海外のボーイズグループみたい!)

 

(右から2番目)

身長が高く日本人とは思えぬ頭身に、リアル王子様!? と思った方も少なくないはず。高身長だとどうしても目立ちすぎる面がありますが、主役をバッチリ引き立ててくれるところも◎ もちろん自分のキャラクターも魅力的に演じてくださいます!
 
絶賛公演中のミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』に、オールダー・ビリー役としても出演中。

 

なぜかリフトされている方が栗山さん(笑) 奥の方はオールダー・ビリーのダブルキャスト、大貫勇輔さん。

10月から始まるKバレエの新作公演『クレオパトラ』ではアントニウス役が決まっており、もちろん栗山さんが出演される日のチケットはゲット済み!

 

 

プリンシパルの宮尾さんと同じアントニウスを踊るプレッシャーは計り知れないですが……。ゆくゆくはソリスト、そしてプリンシパルに……! と期待中です。
 

ちなみに本作は世界初演! 前作『カルメン』のようにビゼーのオペラをもとにバレエ化したものとは異なり、熊川氏がゼロから脚本を作り上げた全2幕のグランド・バレエ(数幕で構成された作品のこと)とのことでも注目されています。デンマークの作曲家カール・ニールセンの楽曲で構成され、動画内で流れている音楽はニールセン作曲『アラジン』の祝祭行進曲というものだそう。
 
そういえばクレオパトラのストーリーに触れるのって小学生のときに読んだ歴史マンガ以来かも……。ストーリーを再確認しておかなくてはいけませんね! 別日のクレオパトラ役で出演される中村祥子さんや宮尾さんも大好きなので、席が余っていたら観にいきたい……ですが、大人気なのでさすがにもう無さそう(泣)
 
世界初演を記念して、熊川版バレエ全作品の世界を衣裳でたどる特別展示が東急百貨店本店にて開催中だそうです。こちらも絶対に足を運んでおきたい! 気になる方、展示期間が9月20日(水)までと短いのでご注意ください。

12月21日(木)から始まるKバレエ冬の公演『くるみ割り人形』では、なんと主演を務める栗山さん。 (詳しくはコチラ) やはり今後のご活躍を期待せざるを得ない! もちろんチケットは購入済みです。

  • Illustration:DAICHI MIURA

    TSUBASA:アシスタント。4歳のころから続けているバレエ、現在も趣味程度に続けてはいるものの最近はサボりがち。緩んだ体を見ては不甲斐ない気持ちでいっぱい。去年の今頃は発表会直前ということもあり、週2~3日は通っていたのに……。罪悪感撲滅ため、日々のストレッチはサボらないようにしています!

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