音が向かってくる!レコードあり生活

エル・エディターが私的に夢中になっているものをリアル目線でお伝えする、デイリー連載OKINI!本日はアシスタント フォトエディターのKIEがレコードある暮らしをレコメンド!

数年前からじわじわ流行っているレコード。「わざわざレコードで聴く必要ある?」とずっと控えていたけれど、気になったことを試さないのも性に合わず、ビギナー向けのプレーヤーとスピーカー、数枚のレコードをそろえたのが今年のはじめ。

いざ針を落とすと、イヤホンで聴き慣れた曲もなんだか違って聴こえるから不思議。耳だけで聴くのと、やってくる音を全身で受け止める違いなのか、そうじゃないのか、理由はうまく説明できないのですが、個人的にはレコードで聴く音の方が心地よく、かっこよく感じました。エド・シーランなどの海外アーティストも、今ではレコード+音楽ダウンロードクーポンという販売形式が増え、家の中と外で聴くことが前提になってきています。レコードをかけている間はTVを消すので、面倒な家事もはかどります(笑)

Photo: AFLO 

1953~54年頃、ニューヨーク・マンハッタンにあったオードリー・ヘップバーンの自宅で撮影されたもの。

また、自分のお気に入りのジャケットを見つけるのも楽しみのひとつ。ジャケットの中には、ものすごく制作費がかけられていたり(たとえば、ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ』の3,000ポンド。現在の価値にして5万ポンド≒800万円ほど。)、アンディ・ウォーホルなど著名アーティストが撮ったものもあり、飾るインテリアとしてはもしかしてお得!?

レコードで暮らしにこなれ感も出て、買って後悔はナシです!!

  • Illustration:DAICHI MIURA

    KIE :アシスタント フォトエディター。先日ピース・又吉主催のコントライブ「さよなら絶景雑技団」をよみうりホールにて鑑賞。2011年にあった同名ライブからはや6年が経ち、その間又吉さんは大先生に、綾部はニューヨークへと旅立ちました(Good Luck!)。開演前、昔よりずっと広い会場から感じる威圧感と「大御所が発するギャグで昔のように笑えるだろうか」というやや醒めたテンションを抱え、不安な気持ちで着席。が、結果から言うとすごく楽しかった!演者はふざけ続けるし表現はポップですが(コントなので)、扱うテーマは人間の虚栄、絶望感など、他人事とは思えず地味に心がえぐられる。それでもおかしな人間模様に、やっぱり笑ってしまいました。ピースのコントに通ずる優しさある結末には心がほっこり。ほの甘い後味の帰り路、初秋の月は絶景に見えました。

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