とろーりチーズの誘惑! 大好きクロックムッシュ
エディターが私的に夢中になっているものなどをリアルな目線でお伝えする、デイリー連載のOKINI。今回は、編集長代理Asakoがひそかな大好物を公開!
御多分にもれず「アルプスの少女ハイジ」を観た幼少のころから、パンのうえでとろーりとろけるチーズが大好物! 長年静かに燃やし続けているのがクロックムッシュへの愛♡です。カリッと香ばしく焼いたトーストにハムとベシャメルソース、そこにコクのあるチーズがとろーりと溶けてからみ合い……ナイフをいれる瞬間は至福の始まり! ちなみにクロックマダムという選択肢は私にはナイです、ここに卵はのっけなくてよい。
近年最も愛していたのは青山通り「カフェ・ベルトレ」のクロックムッシュだったのですが、閉店してしまったため、それ以降、理想の一品を求めて彷徨うクロックムッシュ・ジプシーに。
まずは最近出合ったばかりの、表参道「カフェ レ ジュ グルニエ」のクロックムッシュ。ここのはホワイトソースは入っておらずハムチーズホットサンドイッチといったテイですが、このカリッとした薄いトーストサンドに挟まれたとろーりとしたブルーチーズが何ともいえず美味。クロックムッシュ・ファンの方の中にはこういうのは邪道だと言われる方もいらっしゃるかもしれませんが……おいしいのだから仕方がありません。
こちらは渋谷ヒカリエのポール・バセットのクロックムッシュセット。できるだけフランス由来なお店の方が好みのタイプに出合えるかも?と、ふと入ってみたお店です。ベースが食パンではなくパン・ド・カンパーニュなので、よりカリッとしていて、とろーりとけてるチーズとのコントラストがいい感じ! もちろんホワイトソースも効いています。本場フランスの味に限りなーく近い一品。
クロックムッシュ好きを自称する身でお恥ずかしいのですが、実は今の私が最も多く繰り返し食しているのはドトールコーヒーのそれです。クロックムッシュの“クロック”とは“カリッと”の意味だと聞いたことがあるのですが、ドトールのは少しもカリッとしていません。レンチンするからか、とろーりチーズどころかパンまでフニャフニャしてすべてが柔らかい。歯ごたえなどありません。ですがハムとホワイトソースとチーズの絶妙バランスは私好み♡ 熱々のこれを手で食べるのに毎回四苦八苦するのだけが欠点といえるでしょうか……。
どなたか、もっともっと美味しいクロックムッシュのお店をご存知でしたらぜひ教えてください!
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PROFILE
Asako:編集長代理。マイビューティTIPSは、朝の納豆と日曜の昼寝。グルテンフリーで体質と運命を変えたテニスプレーヤー、ノバク・ジョコビッチの「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読みながらクロックムッシュを食すことに矛盾や抵抗を感じなくなった自分に愕然。