若手デザイナー達の登竜門として知られる同コンペティションには、これまでライフスタイルブランドのデザイナー、サトゥ・マーラネンや、パリで活躍するデザイナー、松重健太、セントラルマーチンズ出身の富永 航など、日本人も数名グランプリを受賞している。2017年、見事グランプリを受賞したのは、スイス人のヴァネッサ・シンドラー。名門ジュネーブ造形芸術大学で学んだ後、「バレンシアガ」で経験を積んだ若手デザイナーだ。
　
そんなヴァネッサが手がけるカプセルコレクションのテーマは、“move the line：ラインを動かす”。その言葉通り、ラペルや裾をねじったり、手書きのような曲線へと変えたりと、自由な発想にあふれたラインナップは遊び心が満載。例えば、「プチバトー」のアイコニックなアイテム“マリニエールボーター”（写真）は、ボーダーを歪ませ、整っていた横のラインを縦の太い筆書きのラインで断ち切るなど、フレッシュなデザインへと進化を遂げている。
　
そんな気になるコレクションは、2018年4月27日（金）より、全国の「プチバトー」ブティックとオンラインで発売予定。同コレクションの全貌は、「エル・オンライン」でも5月に公開予定なので、そちらも乞うご期待！