ニュース 2018/2/2(金)

「マルケッサ」、2018-19秋冬NYコレクションをキャンセル

最新コレクションは後日、デジタルプラットフォームにてお披露目されるという。

 

Getty Images

セクハラ行為を告発されたハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインとの離婚に向けて準備を進めているジョージーナ・チャップマン。現地時間2018年2月14日(水)に開催予定だった、「マルケッサ」のランウェイショーをキャンセルすることが明らかに。

ニューヨークを拠点にする「マルケッサ」は、2004年にジョージーナとカレン・クレイグが設立。それ以来10年以上にわたりNYコレクションでランウェイショーを行ってきたけれど、今回はショーをキャンセルし、デジタルプラットフォームにて最新コレクションを披露すると発表した。「『マルケッサ』は、2018-19年秋冬コレクションを新たなプラットフォームでお披露目します」

 

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昨年10月、ワインスタインのセクハラ騒動が勃発。ジョージーナはその時、2018年ブライダルコレクションの発表を終えたばかりだった。その後ジョージーナは離婚を決意。「許されざる行為に多くの女性たちが苦しんだと思うと胸が張り裂けそうになります。私は夫のもとを去ることを決意しました。子供たちのことを最優先に考え、マスコミの皆さまにはプライバシーを尊重していただけますよう、お願いいたします」とのコメントを米『ピープル』誌に返した。

一連の騒動に対しワインスタインは「合意なく性行為に及んだという内容の告発に関しては、すべて否認しています」と主張。でもジョージーナとの関係が修復されることはなく、今月には2人が離婚の条件で合意したと報じられた。ゴシップサイト『ページ・シックス』曰く、ワインスタインがジョージーナに支払う和解金額は1100万〜1500万ポンド(約16億〜22億円)で、7歳と4歳になる子供達の親権はジョージーナが得るという。

近いうちに離婚届を裁判所に提出すると言われているけれど、世間を騒がせた上、ワインスタインによって多くの女性たちが傷ついたこともあり、今回はランウェイショーを自粛したのかもしれない。あるいはジョージーナの精神的ダメージが大きいのかも……いずれにしろ最新コレクションはデジタルにてお披露目されるということで、続報に期待したい。

Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Harper’s BAZAAR UK

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