“レトロ大胆”がキーワード

とにかく明るいマイリー・サイラス。VMA2015“司会ルック”は過激なだけじゃない!

誰よりも、何よりも圧倒された今回のMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)2015ファッションの覇者、マイリー・サイラス。でも、ただの“おかしなファッション”と見るのは時期尚早。過激なだけのように見えて、そこには過去のファッションの歴史がつまってる! じっくり観察せずにはいられない攻めのファッション、とくとご覧あれ。安心してください、履いてませんよ。

マイリー・サイラス(Miley Cyrus)、オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)

なんだかギンギラギンにさりげないスパンコールで、今回の衣装のなかでは抑え目のルック。田んぼの真ん中にいたらきっとカラスよけに……と揶揄しようとした人はちょっと待った! 「クレージュ」が衣装を担当した『いつも2人で』(1967)のオードリー・ヘップバーンもマイリー以上のスパンコール使い。そう見てみると、同ブランドお得意のスペイシーなルックが90年代風にアレンジされていて、なんだか素敵に見えてくる。

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