「サクーン」の秋冬は、ちょっぴりパンクロックのムードが加わったコレクションだ。抽象的なプリントや花模様のドレスにはセクシーなエナメルのレースアップヒールを合わせ、チェックのトップスやワンピースにはジッパーのトリミングなどエッジィなひねりがプラスされている。そしてショーで際立っているのは、ソフトでロマンティックなフラワープリントのシリーズ。メタリックに輝くワンピースからフェミニンなロングドレスまで、その美しさに賞賛の声が。デザイナーのサクーン・バニクガルは「古いものと新しいものを融合した。例えば、古い柄や色のファブリック、伝統的なテクスチャーをモダンなシェイプのデザインとミックスした」と語った。