Update: 2008/06/27
サルヴァトーレ フェラガモ
世界のどこへ行っても美しいものを見つけられる、どこかエキセントリックな 折衷主義者。そんなモダンな女性像を描いた今季の「サルヴァトーレ フェラガモ」。海や空のブルー、フルーティなオレンジ、日暮れのレッドなどの色と、刺しゅう、ジュエルの装飾、オーガンジーやレザーなどの高価な素材を ミックスして、ラグジュアリーなルックスを生み出していた。フルレングスのドレスやワイドパンツは、美しくエアリーな仕上がり。また多くの小物に用いられ ていた、パイソンをはじめとるすエキゾチックレザー(ハ虫類の革)の発色の鮮やかさも見事。2003年春夏よりデザインを手がけてきたグレエム・ブラック は、今回のコレクションを最後に退任。次回からは「プラダ」の元デザイン・ディレクターのクリスティーナ・オルティスが次のデザイナーに決定している。