アートな多肉植物をインテリアに取り入れよう
その独特なフォルムやインテリアにもなるアートな存在感で、ただ今大ブーム中の多肉植物。そこで、おしゃれ業界のなかの多肉植物愛好家たちが魅せる、インテリアに溶け込むハイセンスなグリーンを一斉ハント! 自宅のご自慢の多肉コーナーの写真から、おすすめの品種や丈夫な育て方のコツやこだわり、応用スタイリング術まで、おしゃれに楽しめるアイディアを伝授。
征矢まり子/「レピドス」ディレクター
Q. 今いちばんお気に入りの我が家の“多肉コーナー”を見せてください!
お部屋内のアレンジを変えているところで今はまだ仮スペースなのですが、リビングの隅に植物用の棚を置いて、そこに多肉植物たちを集めています。写真左手前から、ペペロミア、ユーフォルビア、ディコトマ・アロエ、エスポストア・ナナ(柱サボテン)、ミルクブッシュ。
Q. 多肉植物の愛好歴は?
好きになったのはずいぶん前ですが、きちんと種類を調べたり、育てたりするようになったのは5年くらい前からです。
Q. 好きになったきっかけは?
もともとサボテンや多肉植物のフォルムが大好きでしたが、はじめてLAに行ったとき、街中に当たり前のように育っている多肉たちを見て、わたしも身近に欲しい!と思ったのがきっかけです。個性豊かなスタイルのものが多く、見ていて飽きませんし、どんどん大きくなったり増えていったり、時にお花を咲かせたりするので、日々驚かせてくれます。放って置くくらいがちょうどいい、そんな育て方もわたしの性格にぴったり。
Q. おすすめの品種は?
ディコトマ。アロエの仲間ですが、とても丈夫だしメンテナンスも少なくていいので育てやすいと思います。家のなかでは小さなサイズのもの、外では腰の高さくらいのものを育てています。フォルムもステキ。
Q. 自分なりの丈夫な育て方のコツやこだわりがあったら教えてください!
細かい性格ではないので、ルール通りの育て方はほぼしていません。もちろん日当たりなどはある程度確保したり霧吹きをかけたりしますが、あとはその子の生命力を信じるのみ。おかげで寒さに弱いとされる品種でも、屋外の花壇で立派に越冬しています。
Q. おすすめの多肉スタイリングは?
家の中と外、両方で育てていますが、花壇など広さのあるところでは品種ごとにまとめたり、背丈や色などのバランスを見て配置します。家の中では、オブジェ的な役割も持って欲しいので、自分の好きなカラーにペイントした鉢に植えています。
Q. おすすめのショップは?
「ソルソファーム」、「グリーンフィンガーズ」、あとはウェブショップやホームセンターの園芸コーナー! 安くて種類もあるお店が多いので是非チェックしてみてください。