エディターズPICK 2014/10/7(火)
『ML30s』よりスペシャル連載

30代で家を建てよう! 谷尻 誠の家づくり 【part.2】

「30代で家を建てたい」と切に願うエル・オンライン世代に朗報! 住宅や商業施設の設計のみならず、インテリアデザインやイベントなどで縦横無尽に活躍中の建築家、谷尻 誠さんが手掛けた18軒の住宅を紹介する『ML30s』(10月7日発売)より、30代で家を建てるためのヒントを5回にわたって特別に公開。第2回は、広大な自然のなかにたたずむ「葉っぱの家」編をお届け。

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「自然と自然の隙間」のような場所に住む

窓は建物を貫くように対称に開けて、外から反対側の景色が見えるようにした。1階は中央にLDK、両端にホールと和室。2階は水まわりとオープンな寝室、子供スペース。葉っぱの端から端まで35mと細長い平面は床の高さに変化をつけ、緩やかに場を分けている。フロア中央から端に行くと、空間は狭まりこもった感じになる。大きな自然が広がるこの地だからこそ築くことができた、建物と自然の関係。「性格の違う自然と自然の隙間のような場所に住んでいる感覚になり、自然に近づくと思うんです」と谷尻さんは話す。
 
LDKが配された1階、2階共に間仕切りは最小限。葉っぱの端から端まで視線の抜けを優先させるため、キッチンをはじめ収納は、薄くして場所をとらないように工夫。畳コーナーは床下収納に(写真上)。幅の狭い空間に溶け込むきゃしゃなデザインのアイテムを採用。ブラケット、ペンダント照明とテーブルは、谷尻さんがデザインしたもの(写真下)。

  • 谷尻さんがアンサー! 家づくりのQ&A
    谷尻 誠さん率いるサポーズデザインオフィスに住宅の設計をお願いするには、どんな心の準備をしておけばよいのか? 谷尻さんに率直な質問をASK!
     
    Q : 打ち合わせに谷尻さんは来てもらえるのですか?
     
    A : 打ち合わせは可能な限り出席します。特に、最初の打ち合わせは必ず僕が出ます。その後、基本的な設計が終わって、細かい“実施設計”といわれる段階に進むと、担当の設計者がつき、その担当者と打ち合わせをしていただくことが基本になります。もちろん、要所では僕も参加しますが。

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photo : Toshiyuki Yano

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