エディターズPICK 2015/11/12(木)

【スタイリスト/古牧ゆかりさん編】おしゃれ業界人の“ご自宅パトロール”

おしゃれな人は、どう住んでる? 気になるご自宅のインテリアとその秘密を追跡する大人気シリーズ。今回はフリーランスのファッションスタイリストとして、エル本誌をはじめとしたさまざまな媒体で活躍中の古牧ゆかりさんが暮らす、築40年以上のヴィンテージマンションへ。インテリアのスタイリングも手がける古牧さんに、自分らしくデコレーションする秘訣を指南いただきました。

玄関ホールには、以前同じマンションに住んでいた家具職人の友人に作ってもらったという、ホイール付きのシューズラックを設置。ピート・へイン・イークのピッチャーにはそのときどきの生花を挿している。

Q. テーブルランプのような間接照明が多く置かれているのも印象的です。
直接的な照明は好きではないので、ほとんどが間接照明ですね。3つつければ結構明るいんです。蛍光灯は嫌いなので、電球は黄色っぽい光の白熱灯にすべて替えています。

Candle JUNEくんの初期の作品をはじめ、キャンドルもたくさん置いてありますが、火を灯すことはあまりないかな。

造り付けの食器棚の上もディスプレイ空間に。一番左は益子焼、その隣はチャン ルーと、さまざまなテイストのものが古牧さんのフィルターを通して見事に共存。「ジョナサン・アドラー」のベースには窓際にあるホヤ・クミンギアナの枝が折れたものを挿して。鮮やかなブルーの額は後ろにあるものの目隠しも兼ねている。

Q. 部屋を素敵にデコレーションするためのアドバイスをお願いします。
引き算の要素でスタイルを見せるファッションと違って、インテリアは足し算で自分らしさを表現していくもの。生活している空間は見て楽しむものと考えて、好きなものを置いたらいいのでは。可愛くデコレーションしたら友達に「遊びに来れば?」と言いたくなる。パーティというほど大げさなものではないけれど、我が家にもしょっちゅう人が来ていますよ。

  • 古牧ゆかり

    スタイリスト。ファッション誌で活躍後、渡仏。パリに暮らす。帰国後『エル・ジャポン』のスタイリングエディターに。現在はフリーでファッションやインテリアの仕事を手掛ける。

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photo : HISAI KOBAYASHI

text : Shiyo Yamashita

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