エディターズPICK 2015/1/22(木)

【塚本佳子さん編】おしゃれ業界人の“ご自宅パトロール”

おしゃれな人は、どう住んでる? 気になるご自宅のインテリアとその秘密を追跡します。第二弾は、編集者、ライターで北欧雑貨の店「Fika」の店主・塚本佳子さんが登場。土地探しからスタート、2年がかりで小さな住宅を完成させた顛末を自ら『アラフォー女子ひとりでもできた! 小さくてかわいい家づくり』でまとめ、話題を呼びました。都市型ならではの狭小住宅をどう建てるか? どう住むか? 持ち家派ならずとも心惹かれる、夢の一戸建てのエピソードとは?

カフェのような2階のキッチン。食器は背後のオープン棚に収納。奥が吹抜けのショップスペースになっていて、日中は縦長の窓から光がさんさんと差し込む無駄のない設計。

Q. こだわりのポイントは?
 
日常のルールだと、2階はモノであふれていてもOKだけど、3階は極力モノを置かずすっきりさせておくこと。モノに囲まれているのも嫌いではないのですが、常にあふれかえっている部屋にいると疲れてしまいます。
 
家づくりで言うと、(他人事のようですが)結構いろいろこだわったんだなぁと今更ながら感じています。というのも途中、家づくりが面倒になって建築家さんに丸投げしてしまったり、「これでいいや」と適当に決めてしまった点も多いので、自分ではそこまでこだわったつもりはなかったんです。ところが、昨年6月に発売した自著『小さくてかわいい家づくり』(新潮社刊)を読んだ方から、「本当にこだわって作られたのですね」といった感想をよくいただきます。確かに、水まわりの備品や照明、カーテンなど時間をかけて探したものはたくさんありますね。

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  • 塚本佳子/編集者、ライター。さまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。ときどき、ショップ「Fika」店主。

  • 『アラフォー女子ひとりでもできた! 小さくてかわいい家づくり』
     
    30代~40代、誰しもちらりと考えるであろう家問題。当時38歳独身であった塚本佳子さんの家づくり体験記は、土地探しからカーテン、照明、ドアの取っ手に至るまでこだわり抜いたリアルな実録とストーリーが満載。自分の家が欲しい、しかも、大好きな北欧雑貨を週末だけ売る店舗併用住宅が欲しい。予算4,000万円、建築面積7坪(!)、でも開放感はたっぷりの自分好みの家ができるまでの2年をドキュメント。住宅建築賞受賞。
     
    塚本佳子著/¥1,512/新潮社刊

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