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セレクトするって、とても自然なこと

──セレクトショップといえば、「ビームス」は先駆けですよね。
 
 「ビームス」創立当時の39年前にセレクトショップという言葉はなかったけど、本来は、ひとりの人がひとつのブランドで衣食住揃えているわけがない。だからセレクトするって、とても自然なことだと思うんですね。セレクトショップという業態をつくったという意味では、この業界に石を投げられたかなと自負しています。少しだけ時代が変わったかなと。「ビームス」をやっていてよかったのは、そういう時代の変わり目に立ち会っていると感じること。それは、振り返ってみないと気付かないことでもあります。今だからあの服や家具や車が’70年代らしいって思うけど、当時はわからない。でも「ビームス」や、「ビームス」のスタッフが提案したことで時代が少し変わったなと感じるとき、その現場に自分がいて、みんなでそれを共有していることが、とても幸せだなと感じます。

「【ビームス 設楽 洋社長編】おしゃれメンズのご自宅拝見!」トップへ
  • 設楽 洋/「ビームス」代表取締役

    ご自宅のデータ/東京都目黒区在住。家は新築の一軒家。東京の土地ながら、「ベランダの向こうに波の音が聞こえる感じ」と設計家にリクエスト。各部屋の家具やインテリアがそれぞれ違いながら、全体を通してゆるい空気が流れているところがご自慢ポイント。訪れる友人知人にも、リゾート感があってリラックスできる、と好評だとか。

    >>「ビームス」オフィシャルサイトはこちら

  • 『BEAMS AT HOME ~日本を代表するおしゃれクリエイター集団 ビームススタッフの「暮らし」と「服」~』¥1,500/宝島社
     
    「ビームス」で働くスタッフの「暮らし」と「服」を紹介した、同ブランド初となるライフスタイルブックが登場。バイヤーやプレスをはじめ、NYやパリ、ロンドン、台湾といった海外在住のスタッフまで、総勢130人の自宅のインテリアやワードローブを全474ページに渡って収録。さまざまなテイストをMIXした個性豊かなインテリアなど、「ビームス」らしいおしゃれのアイディアがたっぷり詰まった一冊は、自分らしく居心地のいいお部屋づくりの参考になるはず。

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