
その1. 中国の皇帝の玉座からデザインを発想した
言うまでもなく、ウィッシュボーンチェアはデンマークのデザインだとみなされることが多い。だが、インスピレーション源は中国(明王朝)にあった。座席の幅が広く、背もたれが高い明王朝の玉座の絵を見たとき、ウェグナーの頭には曲線と鋭角をすっきりとミックスさせるというデザインがひらめいたのだとか。
original text:LAUREN HUBBARD translation:Rubicon Solutions, Inc. photo:Courtesy of Carl Hansen & Søn