
あなたはこんな人!本命星の性質とアドバイス(一白水星~五黄土星)
一白水星
結眞さんからのアドバイス(以下同)「視点を変える」
良くいえば粘り強い、悪くいえば執念深い。自分が欲しい答えを得られるまで、しつこく食い下がる傾向にあるのが一白水星。納得できないことがあると、いつまでもグルグルと考えこんでしまいます。水は流れてこそ清らかでいられるもの。一カ所に留まると淀んでしまいます。繊細で情に厚い一方で、発展性がないのが一白。また物事を自分ひとり、または少人数で解決しようとする傾向にあります。行き詰まったら視点を変え、外の世界に目を向けましょう。
二黒土星
「今だけを見る」
細々としたことに良く気づき、相手を優しく包み込む……お母さんのような存在。土の気質をもつ星なので、大地のような大らかさを持っています。けれど、執念深いのが玉にキズ。記憶力抜群なうえ、大容量のハードディスクが備え付けられているので、いつでも巻き戻し再生可能。相手が失敗をすると「あのときもそうだった」と過去を持ち出し、いつまでもグチグチ、ネチネチ……。過去のネガティブな思考に陥ったら「今だけを見る」ことに意識を切り替えて!
三碧木星
「ブーメランになれ」
好奇心のかたまりで、新しい世界を切り拓く。世の中にないものを創り出すパイオニアであり、クリエイターが三碧木星。感情の起伏が激しく、おしゃべりが得意。ユニークで楽しい人と言えます。けれどときに、糸の切れた凧のように、遠くへと飛んでいってしまう傾向が。騒ぐだけ騒いで、「あれ?」「どうなったんだっけ?」と周囲を混乱させてしまうことも。行き過ぎたと気がついたら、必ず戻ってくること。フリスビーではなく、ブーメランになりましょう。
四緑木星
「腹の内を見せる」
同じ木星でも三碧が「木」であるなら、四緑は「草花」。蔦のように柔らかな感性をもち、穏やかな性格は「社長星」と言われるほど。「縁」を引き寄せる力に恵まれているので、人望があるのが特徴です。柔軟な心で、相手に合わせて様々に形を変えることもできます。けれどそれは、すべて表の姿。優しい顔とは裏腹に、実は一瞬で相手のことを判断し、好き嫌いを決めつけてしまう姿はまるでタヌキ。相手に腹の内を見せてあげることも「優しさ」だと心得て。
五黄土星
「人間を楽しむ」
九星のうちで唯一方位をもたず、「中央」を意味するのが五黄土星。中心にどっしり構え、周囲の人や物事を動かす術に長けています。自らが動かないがゆえに、熟成するか、腐敗するかは紙一重。年を重ねて円熟するか、自分に固執して頑固になるか……それは、あなた次第です。また「人間を楽しむ」ことが自分を生かすことに繋がるのがこの星。喜怒哀楽を大切にしながら、知りたいこと、やりたいことを追求してみてください。「人間であること」を忘れたらダメ!
text:YOSHIMI UMEZAWA cooperation:YUMA photo:Getty
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結眞(ゆま)
風水コンサルタント。自然科学や民俗学の信仰が受け継がれる地域に生まれ、特別な感性を身につけながら育つ。先人の智慧を後世へ伝え、眞の理を結ぶため、「九星氣学風水」のスペシャリストに。個人鑑定のほか、インテリアや建築のアドバイスを行う。