バレンシアの光を楽しむ、建築家カップルのリノベーション
スペイン、バレンシアの古き面影が残るエリアに住む建築家のふたりは、19世紀に建てられたアパートメントをリノベーションし、陽光溢れるモダンな空間を手に入れた。巨匠たちの名作家具が映える、コンテンポラリーな空間へLet's潜入!
リノベーションによって磨き上げられた空間
バレンシアを愛するフランシスカは、今の住まいについてこう説明する。
「郊外のロフトに数年住んだ後だったから、古い城壁に囲まれ大聖堂にも近い、歴史を感じる場所を選んだの」
写真/バレンシアの画家、ルイ・モスカルドの作品の下には、リビングディバーニのソファ「Extrawall」をレイアウト。そしてトム・ディクソンの照明「Cone Light」が出迎える。右手にはジャン・プルーヴェの「スタンダードチェア」が並んでいる。
photo : MAX ZAMBELLI reealization : ROSARIA ZUCCONI
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Vicente Montañana(ヴィセンテ・モンタニャーナ)・Francisca Montañana(フランシスカ・モンタニャーナ) /
バレンシアでのアメリカズカップの開催に合わせて設計したホテル「Hotel de la playa」で一躍有名となった建築家カップル。以降オフィス、クリニック、ナイトクラブ、エステサロンといった商業施設から住宅までを手がけ、現在は海外のクライアントも多数擁する。作風としては、シャープで清潔感のある空間づくりを得意としている。
http://studiomontanyana.com/
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