ナポレオン3世からドヌーヴまで、装飾を愛するふたりの青い家 inパリ
ジュエリーデザイナーとファッションフィルムのディレクターが住むパリの家は、青い壁とヴィンテージ、そしてグラフィカルなビジュアルが楽しげに集う空間だった。
色とグラフィックに溢れた、鮮やかなサロンにて
彼らはお宝を求めて、フリーマーケットや中古品の店を常に探し回っているという。
「互いに引き合う力で結びつけられるんだ。出会い、ひと目惚れし、そして個性的なアンティーク・ディーラーたちから歴史を引き継ぐんだよ」
緑が鮮やかなヴィンテージのチェスターフィールド・ソファに座る、アンナとベンジャミン。コーヒーテーブルはアントワーヌ・レーモンド。キュビスムの壁紙はプラハのチェコ・キュビスム博物館で購入。カトリーヌ・ドヌーヴの写真は映画『昼顔』より。チェストの上にはフランスのインテリアブランド、ドメスティックのキャンディボックスが並んでいる。
photo : ROMAIN RICARD realization : EMMANUELLE JAVELLE text : RYOKO KOBIKI
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Benjamin Seroussi(ベンジャミン・セルシー)・Anna Rivka(アンナ・リヴカ) /
ファッションフィルムやミュージックビデオのディレクターを務めるベンジャミンと、パリのマレ地区にショップを構える「アンナ・リヴカ・ジュエリー」のデザイナーであるアンナのカップル。共通の趣味である“古い物”を求め、バーゲン・ハントをこよなく愛する。
http://www.annarivka.fr
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