エディターズPICK 2015/2/19(木)
Coffee Makers

その一杯が毎朝を変える!? 最新コーヒーメーカー徹底比較

カートリッジやカプセルを使ったお手軽マシンや、豆にこだわりたいコーヒーメーカー。キッチンやテーブルに置いても絵になる最新機種8台、それぞれの特徴とは?

続いて、コーヒー豆を使って淹れるドリップタイプのコーヒーマシンとエスプレッソマシンを検証。各マシンを、「NOZY COFFEE」代表の能城政隆氏に飲み比べてもらった。生産国、生産地域、生産プロセスが明確な豆を単一で使うシングルオリジンコーヒーにこだわる能城氏は、飲食店に向けてコーヒーの淹れ方やマシンの選び方のアドバイスも行っている。今回は甘味や酸味などの特徴が豊かな豆を使って、どの要素が強く出るかを教えてくれた。「コーヒーの油分も通す、金属フィルターの『コレス』は一押しです。『サエコ』や『デロンギ』など、プロ用のマシンはお湯の温度が狂いなく設定できるという利点がありますね。もちろん、いい豆を選ぶことも重要ですよ」と能城氏。

Espresso Machine

(写真上・左から順に)

カプチーノ好きに捧げるなめらかなミルクの泡立ち
新登場の全自動エスプレッソマシン。「デロンギ」独自の新技術でミルクが甘くなる60~65℃で抽出、きめ細かな泡を実現したのが特徴。「きれいにカップに注がれるコーヒーは、クリーンな味わい。また、すっきりとさわやかなあと味の印象もありますね」(能城さん)「マグニフィカ S カプチーノ」(W23.8×D43×H35㎝)¥150,000/デロンギ・ジャパン

静かに豆を挽ける高性能なプロユース
イタリア発サエコ社は、静かに豆が挽けるセラミック製グラインダーを採用。新型のノズルタイプのミルクフォーマーで、簡単に良質なミルクフォームが作れる。「コーヒーを口に含んだときに厚みがあり、しっかりとした“コーヒーらしさ”を感じることができます」(能城さん)「リリカ プラス カプチーノ」(W21.5×D43×H38㎝)¥87,778/フジ産業

Drip Type

(写真上・中央から順に)

可愛いだけじゃない! レトロな見た目の実力派
1979年に発売された機種が復刻! お湯の流れと抽出時間をコントロールするメリタ式フィルターが、香りと味わいを最大限に引き出す。「ペーパードリップではフレーバーやあと味が失われやすいのですが、豆の甘さがしっかり出て、口当たりがなめらか」(能城さん)「アロマボーイⅡ」(W17.7×D12.9×H20㎝)¥5,000(3月上旬発売予定)/メリタジャパン

風味豊かな味の決め手はゴールドフィルター
「コレス」はコーヒー豆の油分を濾さない、風味豊かに抽出するゴールドフィルターを採用。高めのワット数により、高温短時間抽出ができる。「金属フィルターでフレーバーがしっかり出ています。飲んだときに輪郭があり、甘さがあと味まで長く持続」(能城さん)「5カップコーヒーメーカー」(W16.5×D22.5×H26.5㎝)¥7,000/大石アンドアソシエイツ

ボタンひとつで簡単操作! 全自動で豆から挽ける
豆を挽くところからすべてが全自動。抽出前に沸騰させたお湯をフィルターに通してカルキを抜いたり、煮詰まりを防ぐ保温など、「パナソニック」ならではのこまやかさ。「ワンタッチで挽きたてのコーヒーが飲めるのは便利ですね。今回は粗挽きで抽出。酸味・甘味のバランスがよい」(能城さん)「NC-A56」(W22×D24.5×H34.5㎝)オープン価格/パナソニック

  • 今回のテイスターはこの人です!

    能城政隆(Masataka Nojo)/「NOZY COFFEE」代表取締役。「同じ国や地域の豆でも作り手によって微妙に味わいが異なります。ワインのように、農園や製法ごとに異なるコーヒーの魅力を広げていきたい」と語る能城氏は、1987年千葉県生まれ。大学在学中からコーヒーの世界に目覚め、弱冠22歳で自身の会社を設立。シングルオリジンコーヒーにこだわり、現在、三宿・原宿・木更津に3店舗を展開する。

  • 2010年オープンの1号店。週末には産地ごとのコーヒーの飲み比べなどのワークショップも開催。

    NOZY COFFEE 三宿店
    住所/東京都世田谷区下馬2-29-7
    tel. 03-5787-8748 
    営業時間/11:00~19:00 無休
    http://www.nozycoffee.jp/

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PHOTOS : YOSHIHIRO KAWAGUCHI STYLING : MASAYO MOTEGI TEXT : AYAKO TAKAHASHI

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