エディターズPICK 2014/7/29(火)

デンマーク・デザイン界が注目する新しい才能、クリスティーナを訪ねて

北欧各国版の『エル・デコ』で今、いちばん注目されているデザイナー、クリスティーナ・リルヨンバーグ・ハルストロム。彼女のアトリエを訪問した。

レッド・ドット賞やアンビエンテ・デザイン・プラス賞などを立て続けに受賞し、デンマークで話題急上昇中のクリスティーナ・リルヨンバーグ・ハルストロム。デンマークといえば、ルイーズ・キャンベルやセシリエ・マンツといった女性デザイナーを輩出した国。彼女たちになぞられて語られる機会も増えてきた。

(写真上)コペンハーゲンのウスタブロ地区にあるデザイン・スタジオ。服飾やテキスタイルを勉強したクリスティーナらしく、壁にはさまざまな素材やスケッチが貼られている。家具デザイナーというよりは、ファッション・デザイナーのスタジオといった雰囲気。よく見ると壁に葛飾北斎のカードが。

(写真上2点)「デザイン・ネイション」から発表したフードトレイ「トレイ」。スチールのトレイに、木とラバーバンドを組み合わせた取っ手がユニーク。

  • クリスティーナ・リルヨンバーグ・ハルストロム/1977年生まれ。スウェーデン人の母とデンマーク人の父を持つ。2007年にデンマーク王立芸術アカデミーを卒業。木やウール、レザーなどを用いた、温かみのあるデザインが特徴。「デザイン・ネイション」、「レ・クリント」、「スケアラック」などから作品を発表している。「Georg スツール」が2014年レッド・ドット賞やアンビエンテ・デザイン・プラス賞を受賞。

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Photo:MORTEN LARSEN Text:YUKI YAMADA JORGENSEN

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