乾かない、ニオイ……梅雨どきの洗濯お悩みに、洗濯王子がアンサー!
2018/06/15(金)
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速く乾きやすいように、干し方を工夫をする

最後のポイントは干し方。まずは干し場所について、中村さんはお風呂をレコメンド。その理由は3つある。ひとつ目は、お風呂場には換気扇が付いていること。「濡れた服を乾かすのに、空気を動かすことはもっとも重要です。換気扇だけ回して、丸一日干しておけば完全に乾いています。浴室乾燥もついていますが、ほとんど使いません。換気扇でしっかり空気を循環していく。電気代も抑えられます」。 ふたつ目は、干しっぱなしでも邪魔にならないこと。「お風呂場は入浴以外は使わないので、干しっぱなしにしても邪魔になりません」。そして最後に、隔離した状態を作れること。部屋干しをしているとき、特に梅雨どきは、部屋の湿度が上がって不快になりがち。「お風呂場に干せば、お風呂の狭い空間の湿度を下げることを考えればいいので、除湿などを行う場合も効率良く作業が可能で、結果的に乾きやすい空間を作れます。ついでに食事などの匂い移りも気になりません」。

photo : Yuichi Nakamura

衣類が乾くときにポイントとなるのが、「服の表面積を広げること」と、「空気の循環」
干し場所の次に大切なのが干し方。重なり合った部分はどうしても乾きにくくなりがち。重なる部分をできるだけ無くして、洗濯物の表面積を広げて干すことがまずは大事だという。「例えば、シャツであれば襟を立てたりボタンをはずす。タオルはなるべく重ねずに一枚を広げて干す。パンツであれば筒状にしたり裏返すことで繊維の重なりを軽減、風に当たりやすいようにします」。

photo : Yuichi Nakamura

乾きにくい洗濯物の代表に挙げられるパーカーは、フードの内側が乾きやすいように“逆バンザイ干し”(写真左)や“フードピンチ干し”(写真右)など干し方に工夫をすると良いそう。「我が家では、こういった感じで洗濯物の表面積を広げた状態にしておき、換気扇をつけて干しています。基本的には換気扇のみで乾いてしまうのですが、短時間で乾かしたい時には、扇風機や除湿機、浴室乾燥などを併用するときもあります」。

今回紹介したテクニックはどれも、梅雨どきに限らず普段も使えるものばかり。お天気に恵まれにくい悩ましい季節ではあるけれど、これをきっかけにいつものお洗濯を見直してみてはいかがだろうか。

  • 教えてくれたのは……
    中村祐一さん
    長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。「洗濯でセカイを変える」という信念のもと、“洗濯家”としてメディアや著書、一部上場企業などで洗濯に関するアドバイスを幅広く行う。日本初の洗濯のスタジオ(洗濯教室)「SentakuStudio」もデザイン&プロデュースしている。
    https://www.sentaku-yuichi.com/

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